第1回 問題集(全般)
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目次
Power Query エディターの主な役割として、最も適切なものはどれですか。
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正解: A. A. データの取得・変換・整形を行うためのツール
正解の根拠・詳細解説
Power Query エディターは、さまざまなデータソースからデータを取得し、列の削除・型変換・結合・分割などの「クエリ」操作によってデータを整形するためのツールです。ビジュアル配置やDAXによるメジャー作成はPower BI Desktopのレポートビュー・モデリングビューの役割であり、レポート共有はPower BI Serviceの役割です。
「クエリの折りたたみ(Query Folding)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. Power Queryで行った変換手順をできる限りデータソース側(SQLなど)のクエリに変換して実行する仕組み
正解の根拠・詳細解説
クエリの折りたたみとは、Power Queryで適用したフィルターや列の変換などの操作を、可能な限り元のデータソース(SQL ServerなどのRDBMS)側のクエリ(SQL文)に変換して実行させる仕組みです。これによりデータ転送量が減り、パフォーマンスが向上します。すべての変換が折りたたみ可能なわけではなく、カスタム列の追加など一部の操作は折りたたみが解除されます。
Power BIで「Importモード」と「DirectQueryモード」の違いとして正しい説明はどれですか。
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正解: A. A. Importモードはデータをモデルに取り込んでメモリ上で処理し、DirectQueryモードはクエリ実行のたびにデータソースへ直接問い合わせる
正解の根拠・詳細解説
Importモードはデータをいったんモデル内(メモリ上)に取り込んでから分析するため高速ですが、データは定期的な更新が必要です。DirectQueryモードはレポート操作のたびに元のデータソースへクエリを発行するため、最新データを参照できますが、パフォーマンスはデータソースの性能に依存します。DirectQueryでもDAXメジャーは利用可能です。
複数のテーブルを「列方向」に結合し、列数を増やしたい場合に使用するPower Queryの操作はどれですか。
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正解: A. A. クエリのマージ(Merge queries)
正解の根拠・詳細解説
クエリのマージ(Merge)は、共通のキー列を基準に2つのテーブルを結合し、列数を増やす(横方向に結合する)操作です。一方、クエリの追加(Append)は同じ構造を持つ複数のテーブルを縦方向に積み上げて行数を増やす操作です。
同じ構造(列構成)を持つ複数の月別売上テーブルを1つのテーブルに統合したい場合、最も適切な操作はどれですか。
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正解: A. A. クエリの追加(Append queries)
正解の根拠・詳細解説
同じ列構成を持つ複数のテーブルを縦方向に結合して1つのテーブルにまとめる場合は「クエリの追加(Append)」を使用します。マージは異なるテーブルを共通キーで横方向に結合する場合に使用します。
Power Queryで「列のピボット解除(Unpivot Columns)」を行うと、どのようなデータ形式に変換されますか。
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正解: A. A. 横方向に広がっていた列を、属性名と値の2列(縦持ち)に変換する
正解の根拠・詳細解説
「列のピボット解除」は、月ごとの売上などが列として横に並んでいる「横持ち(ワイド形式)」のデータを、「属性(列名)」と「値」の2列からなる「縦持ち(ロング形式)」のデータに変換する操作です。データモデリングや分析に適した形式に整える際によく使われます。逆に縦持ちを横持ちに変換するのは「列のピボット」です。
Power Queryのデータプレビュー画面で、各列の上部に表示される「列の品質」「列の分布」「列のプロファイル」を確認する機能群を何と呼びますか。
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正解: A. A. データプロファイリング
正解の根拠・詳細解説
「データプロファイリング」機能を有効にすると、各列に対して「列の品質(エラー・空・有効の割合)」「列の分布(値のばらつき)」「列のプロファイル(統計情報)」が表示され、データの品質をすばやく把握できます。表示/非表示は「表示」タブから切り替え可能です。
Power Queryで、特定の条件に応じて新しい列の値を設定したい場合に使用する機能はどれですか。
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正解: A. A. 条件列(Conditional Column)
正解の根拠・詳細解説
「条件列」は、UI上でIF文のような条件分岐(もし〇〇が△△ならば××、そうでなければ□□)を設定し、新しい列を作成する機能です。より複雑なロジックが必要な場合は「カスタム列」でM言語の式を直接記述します。
Power Queryでテキスト列を「,(カンマ)」を区切り文字として複数の列に分割する操作はどれですか。
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正解: A. A. 列の分割(Split Column)
正解の根拠・詳細解説
「列の分割」は、指定した区切り文字(カンマ、スペース、特定の文字数など)をもとに1つの列を複数の列に分割する操作です。逆に複数の列を1つに結合する場合は「列のマージ」を使用します。
Power Queryの「グループ化(Group By)」操作の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 指定した列の値ごとにレコードをグループ化し、合計・平均・カウントなどの集計を行う
正解の根拠・詳細解説
「グループ化」は、SQLのGROUP BY句に相当する操作で、指定した列(例:商品カテゴリ)の値ごとにレコードをまとめ、合計・平均・カウント・最大・最小などの集計値を新しい列として作成します。
Power Queryの「詳細エディター(Advanced Editor)」で確認・編集できる内容はどれですか。
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正解: A. A. そのクエリに適用されているすべてのステップを記述したMコード
正解の根拠・詳細解説
詳細エディターでは、クエリエディターのUI操作によって自動生成された「M言語(Power Query Formula Language)」のコードを直接確認・編集できます。複雑な変換ロジックを記述したり、UIでは難しい処理を実装したりする際に使用します。
Power BIで「フォルダー内のすべてのCSVファイルを1つのテーブルに結合する」ために使用する機能はどれですか。
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正解: A. A. ファイルの結合(Combine Files)コネクタ
正解の根拠・詳細解説
フォルダーコネクタを使ってフォルダー内のファイル一覧を取得した後、「ファイルの結合(Combine Files)」機能を使うことで、同じ構造を持つ複数のファイル(CSV、Excelなど)を自動的に1つのテーブルとして結合できます。Power Queryが自動的にサンプルクエリを生成し、各ファイルに同じ変換を適用します。
Power Queryの「クエリのパラメーター(Query Parameters)」を使用する主な目的は何ですか。
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正解: A. A. データソースのパスやフィルター条件などを変数化し、複数のクエリで再利用できるようにする
正解の根拠・詳細解説
クエリパラメーターは、ファイルパス、サーバー名、日付範囲などの値を変数として定義し、複数のクエリで共通して参照できるようにする機能です。開発環境から本番環境への切り替えや、複数クエリで同じ条件を一括変更したい場合に便利です。
Power Queryで列に含まれる「エラー」値を持つ行だけを取り除きたい場合に使用する操作はどれですか。
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正解: A. A. エラーの削除(Remove Errors)
正解の根拠・詳細解説
「エラーの削除」は、指定した列にエラー値(型変換エラーなど)が含まれている行をテーブルから除外する操作です。エラーの内容を確認したい場合は、先に「エラーの保持(Keep Errors)」で抽出して原因を調査することもできます。
異なる表記ゆれ(例:「東京都」と「東京」)があるテーブル同士を、ある程度の類似度をもとに結合したい場合に使用する機能はどれですか。
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正解: A. A. ファジーマッチング(あいまい一致)を使用したクエリのマージ
正解の根拠・詳細解説
クエリのマージ画面で「ファジーマッチング(あいまい一致)を使用して結合する」オプションを有効にすると、完全に一致しない文字列同士でも類似度に基づいてマッチングを行うことができます。表記ゆれのあるマスタデータの統合などに有効です。
Power Queryにおける「プライバシーレベル」の設定の目的として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 異なるデータソース間でデータが意図せず混在・送信されることを防ぐ
正解の根拠・詳細解説
プライバシーレベル(パブリック・組織用・プライベート)は、複数のデータソースを組み合わせる際に、機密性の異なるデータが意図せず結合・送信されてしまうことを防ぐためのセキュリティ設定です。設定によってはクエリの折りたたみが制限される場合もあります。
Power BIの「インクリメンタル更新(Incremental Refresh)」を使用する主な目的は何ですか。
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正解: A. A. 過去データを再取得せず、新規・変更分のみを更新することで更新時間とリソース消費を削減する
正解の根拠・詳細解説
インクリメンタル更新は、大量データを扱う際に、過去の確定データ(例:1年以上前のデータ)は再取得せず、直近の変更があった範囲のみを更新する仕組みです。これにより更新時間の短縮とゲートウェイ・データソースへの負荷軽減を実現します。
Power Queryで列のデータ型を「日付/時刻」から「日付」のみに変換する操作の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 時刻部分を切り捨て、日付部分だけを保持するようにデータ型を変換する
正解の根拠・詳細解説
列ヘッダーのデータ型アイコンから「日付」を選択すると、「日付/時刻」型の値から時刻部分が切り捨てられ、日付部分のみのデータ型に変換されます。日次集計など、時刻情報が不要な分析を行う際によく使用されます。
Power Queryでテーブル内の完全に重複している行を1行にまとめたい場合に使用する機能はどれですか。
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正解: A. A. 重複の削除(Remove Duplicates)
正解の根拠・詳細解説
「重複の削除」は、選択した列の組み合わせがすべて同じ値を持つ行を1行に集約する操作です。マスタデータの重複登録を解消したい場合などに使用します。
Power Queryエディター右側の「適用したステップ(Applied Steps)」の役割として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. そのクエリに対して行った変換操作の履歴を順番に記録し、各ステップの編集・削除・並べ替えができる
正解の根拠・詳細解説
「適用したステップ」は、クエリに対して行った各変換操作(列の削除、型変換、フィルターなど)を順番に記録したリストです。各ステップをクリックすることでその時点でのデータを確認したり、ステップの順序変更・編集・削除を行うことができます。
Excelファイル内の特定のテーブルやシートをPower BIに取り込む際の操作として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 「データを取得」からExcelブックを選択し、ナビゲーターでシート/テーブルを選択して読み込む
正解の根拠・詳細解説
Power BI Desktopの「データを取得」→「Excelブック」を選択しファイルを指定すると、ナビゲーター画面にブック内のシートやテーブル、定義された名前付き範囲が一覧表示されます。読み込みたい対象にチェックを入れ、「読み込み」または「データの変換」を選択します。
Power BIで列の値を「大文字に変換する」「先頭と末尾の空白を削除する(トリム)」など、テキストに対する基本的な整形を行うカテゴリはどれですか。
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正解: A. A. テキスト列の変換(書式設定)
正解の根拠・詳細解説
Power Queryの「変換」タブにある「書式」メニューから、大文字/小文字変換、トリム(前後の空白除去)、クリーン(印刷不可文字の削除)など、テキスト列に対する基本的な整形操作を行うことができます。
あるクエリの読み込み先として「接続の作成のみ」を選択した場合の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. そのクエリ自体はレポートのテーブルとしてモデルに読み込まれず、他のクエリから参照(マージ等)するためのベースとして利用できる
正解の根拠・詳細解説
「接続の作成のみ」を選択したクエリは、データモデルのテーブルとしては読み込まれませんが、他のクエリから「参照(Reference)」して再利用するための共通ロジックとして利用できます。中間処理用のステージングクエリによく使われます。
Power Queryで既存のクエリを「複製(Duplicate)」した場合と「参照(Reference)」した場合の違いとして正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 複製は元クエリのステップをコピーした独立したクエリを作成し、参照は元クエリの結果を出発点とする新しいクエリを作成する
正解の根拠・詳細解説
「複製」は、元のクエリに適用されているステップの定義そのものをコピーして独立した新しいクエリを作ります。作成後は元とのつながりがないため、元のクエリにステップを追加しても複製側には反映されず、データソースへの接続も別々に評価されます。これに対し「参照」は、元のクエリの出力結果をソースステップとして受け取る新しいクエリを作ります。つまり上流と下流の関係が残るので、元のクエリを変更すると参照している側の結果も変わります。共通の読み込みとクレンジングを一本のクエリに集約しておき、そこから用途別のクエリを枝分かれさせる構成に向いています。ただし参照は結果をキャッシュして共有するとは限らず、更新時に参照元が複数回評価されて負荷が増えることがある点は理解しておく必要があります。なお、どちらの操作もデータソースへの接続を切断するものではありません。
データモデリングにおける「スタースキーマ」の説明として最も適切なものはどれですか。
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正解: A. A. 中央のファクトテーブルを複数のディメンションテーブルが取り囲むように配置されたシンプルな構造
正解の根拠・詳細解説
スタースキーマは、数値データ(売上額・数量など)を持つ「ファクトテーブル」を中心に、それを説明する属性情報(顧客・商品・日付など)を持つ「ディメンションテーブル」が放射状に接続された構造です。星のような形に見えることからこう呼ばれ、Power BIで推奨されるモデル設計です。
ディメンションテーブルとファクトテーブルの違いとして正しい説明はどれですか。
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正解: A. A. ディメンションテーブルは商品名や顧客名などの属性情報を持ち、ファクトテーブルは売上数量や金額などの測定値を持つ
正解の根拠・詳細解説
ディメンションテーブル(次元テーブル)は「いつ」「誰が」「どの商品が」といった分析の切り口となる属性データを保持します。ファクトテーブル(事実テーブル)は売上金額・数量・原価などの数値(メジャーの元になるデータ)と、各ディメンションへの外部キーを保持します。
リレーションシップのカーディナリティ「1対多(One-to-Many)」の典型的な例はどれですか。
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正解: A. A. 1つの「顧客」に対して、複数の「注文」が紐づく関係
正解の根拠・詳細解説
1対多のリレーションシップは、ディメンションテーブル側(例:顧客テーブルの1行)に対して、ファクトテーブル側(例:注文テーブルの複数行)が対応するという、最も一般的なリレーションシップです。Power BIではディメンション側を「1」側、ファクト側を「多」側として設定します。
リレーションシップの「クロスフィルターの方向」を「両方向(Both)」に設定した場合の影響として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 両方のテーブル間で互いにフィルターが伝播するようになるが、複数のリレーションシップが絡むとあいまいな結果やパフォーマンス低下を招くことがある
正解の根拠・詳細解説
クロスフィルターの方向を「両方向」にすると、通常は「1」側から「多」側へのみ伝わるフィルターが、逆方向(多→1)にも伝播するようになります。便利な反面、複数のテーブルが絡む複雑なモデルでは意図しないフィルターの循環やあいまいな関係(ambiguity)が発生し、パフォーマンス低下や予期しない集計結果の原因になることがあります。
同じ2つのテーブル間に複数のリレーションシップが存在する場合、デフォルトで計算に使用されるのはどのリレーションシップですか。
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正解: A. A. アクティブ(実線)に設定されているリレーションシップ
正解の根拠・詳細解説
2つのテーブル間に複数のリレーションシップがある場合、そのうち1つだけが「アクティブ(実線で表示)」になり、それがDAXの計算で自動的に使用されます。非アクティブなリレーションシップ(点線)を使用するには、DAX式の中でUSERELATIONSHIP関数を明示的に指定する必要があります。
計算列(Calculated Column)とメジャー(Measure)の違いとして正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 計算列は行ごとに計算されモデル内に値として保存されるが、メジャーはレポートで参照された時点でフィルターコンテキストに応じて動的に計算される
正解の根拠・詳細解説
計算列は、テーブルの各行に対してDAX式を評価し、その結果を新しい列としてデータモデルに保存します(容量を消費します)。一方メジャーは値を保存せず、ビジュアルやフィルターのコンテキストに応じてその都度計算される動的な集計です。一般に、行単位の属性が必要な場合は計算列、集計値が必要な場合はメジャーを使用します。
複数のテーブルから必要な情報を集約した「日付テーブル」を新規に作成したい場合に使用するDAXの機能はどれですか。
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正解: A. A. 計算テーブル(Calculated Table)
正解の根拠・詳細解説
計算テーブルは、DAX式(例:CALENDARやCALENDARAUTO関数)の結果として新しいテーブルをモデルに追加する機能です。日付テーブルの作成や、既存テーブルからの集計テーブル作成などに利用されます。
次のDAX式の役割として正しいものはどれですか。 `売上合計 = CALCULATE(SUM(Sales[Amount]), Sales[Region]=”東京”)`
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正解: A. A. 「Region」列が「東京」である行に絞り込んだ上で、Amount列の合計を計算する
正解の根拠・詳細解説
CALCULATE関数は、第1引数の集計式(ここではSUM(Sales[Amount]))を、第2引数以降に指定したフィルター条件(Sales[Region]=”東京”)を適用した上で評価します。これにより「東京」地域に絞った売上合計を計算します。
DAXにおける「行コンテキスト」と「フィルターコンテキスト」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 行コンテキストはテーブルの「現在の行」を表し、フィルターコンテキストはビジュアルやスライサーなどによって絞り込まれた条件全体を表す
正解の根拠・詳細解説
行コンテキストは、計算列やイテレーター関数(SUMXなど)が処理している「現在の行」を指します。フィルターコンテキストは、レポートのスライサー・フィルター・行/列のグループ化などによって、その時点で「どのデータが見えているか」を決定する条件の集合です。CALCULATE関数は行コンテキストをフィルターコンテキストに変換する役割も持ちます。
次のDAX式が行う処理として正しいものはどれですか。 `利益 = SUMX(Sales, Sales[数量] \* (Sales[単価] – Sales[原価]))`
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正解: A. A. Salesテーブルの各行ごとに「数量×(単価-原価)」を計算し、その結果をすべての行で合計する
正解の根拠・詳細解説
SUMXは「イテレーター関数」と呼ばれ、指定したテーブル(Sales)の各行に対して第2引数の式(数量×(単価-原価))を1行ずつ計算し(行コンテキスト)、その結果をすべて合計します。単価や原価のような行ごとに異なる値を使った計算を集計する際によく使われます。
DAXで複雑な式を読みやすくし、同じ計算結果を再利用するために使用する構文はどれですか。
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正解: A. A. VAR … RETURN …
正解の根拠・詳細解説
VAR句を使うと、計算の途中結果に名前を付けて変数として保存し、RETURN句でその変数を使った最終的な計算結果を返すことができます。同じ計算を複数回書く必要がなくなり、可読性とパフォーマンスの両方が向上します。
DAXの ALL関数 の主な用途として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 指定したテーブルまたは列に適用されているすべてのフィルターを除去する
正解の根拠・詳細解説
ALL関数は、指定したテーブルまたは列に対して現在適用されているフィルターをすべて取り除いた状態の参照を返します。「全体に対する比率」や「全体合計に対する割合」などを計算する際に、CALCULATEと組み合わせてよく使用されます(例:CALCULATE(SUM(Sales[Amount]), ALL(Sales)))。
DAXの時間インテリジェンス関数 TOTALYTD の役割として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 指定した日付列をもとに、年初から指定日までの累計値(年初来累計)を計算する
正解の根拠・詳細解説
TOTALYTD(Year-To-Date)は、会計年度または暦年の開始日から指定した日付までの累計値を計算する時間インテリジェンス関数です。例:`売上YTD = TOTALYTD(SUM(Sales[Amount]), ‘Date'[Date])`。正しく機能させるには、適切な「日付テーブル」がモデルに存在し、リレーションシップが設定されている必要があります。
DAXの SAMEPERIODLASTYEAR 関数の用途として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 現在のフィルターコンテキストの期間と同じ期間の、1年前の日付範囲を返す
正解の根拠・詳細解説
SAMEPERIODLASTYEAR関数は、現在選択されている期間(例:2026年4月)と同じ期間の前年(2025年4月)の日付範囲を返します。CALCULATE関数と組み合わせて「前年同期比」のメジャーを作成する際に使用します。
モデル内のテーブルを「日付テーブル」としてマークする操作の主な目的は何ですか。
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正解: A. A. TOTALYTDやSAMEPERIODLASTYEARなどの時間インテリジェンス関数を正しく機能させるため
正解の根拠・詳細解説
Power BIでは、連続した日付(欠損日なし)を含む一意の日付列を持つテーブルを「日付テーブルとしてマーク」することで、DAXの時間インテリジェンス関数(TOTALYTD、SAMEPERIODLASTYEAR、DATEADDなど)が正しく動作するようになります。これはモデリングのベストプラクティスです。
次のDAX式が表す内容として正しいものはどれですか。 `前月売上 = CALCULATE(SUM(Sales[Amount]), DATEADD(‘Date'[Date], -1, MONTH))`
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正解: A. A. 現在のフィルターコンテキストの日付を1か月前にずらした期間の売上合計を計算する
正解の根拠・詳細解説
DATEADD関数は、指定した日付列の現在のコンテキストから、指定した間隔(ここでは-1か月)だけシフトした日付範囲を返します。CALCULATEと組み合わせることで「前月の売上」のような比較メジャーを作成できます。
DAXの RANKX 関数の主な用途として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 指定したテーブルに対して式を評価し、現在の行(または値)が全体の中で何位かを返す
正解の根拠・詳細解説
RANKX関数は、指定したテーブルの各行について式を評価し、その結果を基準に現在の値の順位を返します。例えば「商品ごとの売上ランキング」を作成する際に、各商品の売上順位を計算するために使用されます。
Power BIの「階層(Hierarchy)」機能の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 「年→四半期→月→日」のように、複数の関連する列をドリルダウン可能な形でグループ化したもの
正解の根拠・詳細解説
階層は、関連する複数の列(例:年・四半期・月・日や、国・都道府県・市区町村)をひとまとめにし、ビジュアル上でドリルダウン/ドリルアップできるようにする機能です。日付テーブルの自動作成時にも組み込みの日付階層が生成されます。
「多対多(Many-to-Many)」のリレーションシップが必要になる典型的な状況はどれですか。
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正解: A. A. 複数の銀行口座を複数の人が共同保有しているような、両側のテーブルでそれぞれキーが重複しうる関係
正解の根拠・詳細解説
多対多のリレーションシップは、両方のテーブルで結合キーとなる列に重複値が存在する場合に必要となります(例:複数人が共同所有する銀行口座、複数の販売員が担当する地域など)。Power BIではこのカーディナリティを直接サポートしていますが、パフォーマンスやフィルター伝播の観点から設計に注意が必要です。
Power BIの「集計(Aggregations)」機能を使用する主な目的は何ですか。
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正解: A. A. 大規模なデータセットに対して、事前に集計された小さなテーブルを使うことでクエリパフォーマンスを向上させる
正解の根拠・詳細解説
集計(Aggregations)は、詳細データ(例:取引明細)を持つ大きなテーブルに対し、事前に集計済みの小さなテーブル(例:日別・商品別の合計)を用意し、可能な場合はそちらにクエリを向けることでパフォーマンスを向上させる機能です。特に大規模なImportモデルやDirectQueryモデルで有効です。
「コンポジットモデル(Composite Model)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 1つのモデル内で、Importモードのテーブルと DirectQueryモードのテーブルを混在させることができる構成
正解の根拠・詳細解説
コンポジットモデルは、同一のPower BIデータモデル内で、一部のテーブルをImport(データを取り込む)、別のテーブルをDirectQuery(都度クエリを実行)として混在させる構成です。大規模データと小規模なリファレンスデータを組み合わせる際などに有効です。
テーブルのストレージモードを「デュアル(Dual)」に設定した場合の動作として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. クエリの状況に応じて、ImportモードとDirectQueryモードのどちらか最適な方として動作する
正解の根拠・詳細解説
デュアルストレージモードのテーブルは、状況に応じてキャッシュされたデータ(Importのように)を使うか、ライブクエリ(DirectQueryのように)を実行するかをPower BIが自動的に判断します。コンポジットモデルでディメンションテーブルに使われることが多いモードです。
「計算グループ(Calculation Groups)」の主な利点は何ですか。
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正解: A. A. 「前年比」「累計」などの共通の計算ロジックを、多数のメジャーに対して個別に複製することなく一括で適用できる
正解の根拠・詳細解説
計算グループを使うと、例えば「実績」「前年比」「累計」といった計算パターンを一度定義するだけで、複数のメジャー(売上・利益・数量など)に共通して適用できます。これにより、同じロジックを持つメジャーを大量に複製する必要がなくなり、保守性が向上します。
「フィールドパラメーター(Field Parameters)」を使用すると何が実現できますか。
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正解: A. A. ユーザーがスライサーなどを使って、ビジュアルに表示するフィールド(軸やメジャー)を動的に切り替えられるようにする
正解の根拠・詳細解説
フィールドパラメーターは、ユーザーがレポート上のスライサーやドロップダウンを使って、グラフのX軸に表示するフィールドや、表示するメジャーを動的に切り替えられるようにする機能です。1つのビジュアルで複数の分析軸を提供する際に便利です。
Power BIの「クイック測定(Quick Measures)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. よく使われる計算パターン(移動平均・前年比など)を、DAXを直接書かずにダイアログ操作で生成できる機能
正解の根拠・詳細解説
クイック測定は、「期間に対する変化率」「移動平均」「累計合計」など、よく使われる計算パターンをダイアログのガイドに沿って設定するだけで自動的にDAX式を生成してくれる機能です。生成されたDAXは編集して確認・カスタマイズすることもできます。
列に対して「データカテゴリ」を設定する目的として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 住所や都市名などの列に「場所」のようなカテゴリを設定することで、地図ビジュアルなどでの正しい解釈を助ける
正解の根拠・詳細解説
データカテゴリは、列が表すデータの種類(例:都市・国・緯度・経度・WebサイトのURLなど)をPower BIに伝える設定です。例えば「都市」列にデータカテゴリ「市区町村」を設定すると、地図ビジュアルで適切に位置情報として扱われやすくなります。
列に「列で並べ替え(Sort by Column)」を設定する典型的な用途はどれですか。
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正解: A. A. 「月」列(1月、2月…)を、アルファベット順ではなく月番号などの別の列の順序で表示させる
正解の根拠・詳細解説
「列で並べ替え」は、ある列(例:「月名」=1月,2月,…,12月)の表示順序を、別の数値列(例:「月番号」=1,2,…,12)の順序に基づいて並べ替える設定です。月名をアルファベット順や50音順ではなく、カレンダー順で正しく表示したい場合などに使用します。
「暗黙的なメジャー(Implicit Measure)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ビジュアルに数値フィールドをドラッグした際にPower BIが自動的に集計(合計・平均など)を行うもので、明示的にDAXで定義されたものではない
正解の根拠・詳細解説
暗黙的なメジャーは、数値列をビジュアルのフィールドにドラッグした際に、Power BIが自動的に「合計」などの集計方法を適用して生成する一時的な集計です。これに対し「明示的なメジャー」はユーザーがDAXで明示的に定義したものです。再利用性や高度な計算には明示的なメジャーの使用が推奨されます。
テーブル内に「自己リレーションシップ(Self-Relationship)」を作成する典型的な用途はどれですか。
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正解: A. A. 従業員テーブルにおいて「上司ID」列を使い、各従業員と直属の上司(同じテーブルの別の行)を関連付ける
正解の根拠・詳細解説
自己リレーションシップは、同一テーブル内の別の行を参照するために使われます。代表例は、従業員テーブルにおいて「従業員ID」と「上司ID(実際には別の従業員のID)」を関連付け、組織階層を表現するケースです。
「1対1(One-to-One)」のリレーションシップが使われる状況として適切なものはどれですか。
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正解: A. A. 同じ主キーを持つ2つのテーブル(例:従業員の基本情報テーブルと従業員の機密情報テーブル)を関連付ける場合
正解の根拠・詳細解説
1対1のリレーションシップは、両方のテーブルで結合キーの値が一意である場合に発生します。例えば、機密性の高い情報を別テーブルに分離しつつ、同じ従業員IDで1対1に対応させるようなケースで使用されます。
DAXの DIVIDE 関数を使用する主な利点は何ですか。
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正解: A. A. ゼロ除算が発生した場合に、エラーの代わりに指定した代替値(または空白)を返すことができる
正解の根拠・詳細解説
DIVIDE(分子, 分母, [代替結果])関数は、通常の割り算演算子「/」と異なり、分母が0または空白の場合にエラーを発生させる代わりに、第3引数で指定した代替値(省略時はBLANK)を返します。これによりレポート上にエラーが表示されるのを防げます。
「スノーフレークスキーマ(Snowflake Schema)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ディメンションテーブルがさらに正規化され、複数の関連テーブルに分割されたモデル構造
正解の根拠・詳細解説
スノーフレークスキーマは、スタースキーマのディメンションテーブルをさらに正規化し、複数の階層的なテーブルに分割した構造です。例えば「商品」テーブルから「商品カテゴリー」テーブルを分離するようなケースが該当します。Power BIではスタースキーマの方がパフォーマンス面で推奨されることが多いです。
複数のテーブル間で「あいまいなリレーションシップ(Ambiguous Relationship)」が発生する原因として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 2つのテーブル間に複数の有効なフィルターパスが存在し、Power BIがどの経路を使うべきか一意に決定できない状態になること
正解の根拠・詳細解説
あいまいなリレーションシップは、両方向のクロスフィルターを持つリレーションシップなどが組み合わさることで、2つのテーブル間にフィルターが伝播する経路が複数存在してしまい、Power BIがどちらを使うべきか判断できなくなる状態です。これを避けるため、クロスフィルターの方向は必要な場合のみ「両方向」にすることが推奨されます。
DAXの COALESCE 関数の動作として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 複数の式を順に評価し、最初に空白(BLANK)でない値を返す
正解の根拠・詳細解説
COALESCE関数は、引数として渡された複数の式を順番に評価し、最初に空白(BLANK)でない結果を返します。例えば、ある列の値が空白の場合に別の列の値や既定値を表示したい場合に使用されます。
スタースキーマの設計において、ファクトテーブルに含めるべきでない列はどれですか。
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正解: A. A. 顧客の氏名や住所などの説明的な属性情報
正解の根拠・詳細解説
ファクトテーブルには、数値データ(メジャーの元になる値)と各ディメンションへの外部キーを含めるのが基本です。顧客の氏名・住所のような説明的な属性情報はディメンションテーブル(顧客テーブル)に格納し、ファクトテーブルを軽量に保つことで、パフォーマンスとモデルの整理性が向上します。
Power BIのデータモデルにおいて、リレーションシップの「カーディナリティ」を正しく設定することが重要な理由として最も適切なものはどれですか。
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正解: A. A. データの集計方向やフィルターの伝播方法が決まり、誤った集計結果やパフォーマンス低下を防ぐため
正解の根拠・詳細解説
カーディナリティは、リレーションシップで結ばれた二つのテーブルのキーがそれぞれ一意かどうかを示す設定で、クロスフィルターの方向と組み合わさってフィルターの伝播経路を決定します。典型的なスタースキーマでは、ディメンションテーブルの一側からファクトテーブルの多側へ単一方向にフィルターが流れ、メジャーは絞り込まれた行だけを集計します。ここを誤って設定すると、本来一意であるはずのキーに重複があることを見落としたまま多対多として扱われ、集計値が重複したり意図しない粒度で合算されたりします。また参照整合性が満たされていない場合、ファクト側の一致しない値は一側に追加される空白行に集約されるため、その挙動を知らないと数値の食い違いの原因を追えません。さらに多対多や双方向フィルターはエンジンの評価コストが高く、フィルター経路のあいまいさも招くため、列の一意性を確認したうえで適切に設定することが重要です。
棒グラフや折れ線グラフを選択する際に最も重視すべき点は何ですか。
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正解: A. A. 伝えたいメッセージやデータの性質(推移・比較・構成比など)に最も適した視覚化の種類を選ぶこと
正解の根拠・詳細解説
ビジュアルの選択は、データそのものの種類だけでなく「読者に何を伝えたいか」によって決まります。時系列の推移を見せたいなら折れ線グラフ、カテゴリ間の比較なら棒グラフ、全体に対する構成比ならドーナツ/積み上げ棒グラフなど、目的に合った選択がデータの理解を助けます。
「条件付き書式(Conditional Formatting)」をテーブルやマトリックスのセルに適用する目的は何ですか。
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正解: A. A. 値の大小に応じて背景色やデータバー、アイコンを表示し、傾向や異常値を視覚的に把握しやすくする
正解の根拠・詳細解説
条件付き書式は、セルの値に応じて背景色(カラースケール)、データバー、アイコンセットなどを自動的に適用する機能です。これにより、数値の大小や目標達成状況などをひと目で視覚的に把握できるようになります。
Power BI の「ドリルスルー(Drillthrough)」機能の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. あるビジュアルの特定のデータポイントを右クリックすることで、その項目に関連する詳細情報を表示する別のページに移動できる機能
正解の根拠・詳細解説
ドリルスルーは、サマリーページ上のデータポイント(例:特定の商品や地域)を右クリックし、その項目に関する詳細情報を表示する専用のドリルスルーページに移動できる機能です。フィルターコンテキストはドリルスルー先のページにも引き継がれます。
「ブックマーク(Bookmarks)」機能の主な用途として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 特定のフィルター・スライサー・表示状態などをスナップショットとして保存し、ボタンなどから呼び出せるようにする
正解の根拠・詳細解説
ブックマークは、レポートページの現在の状態(適用中のフィルター、スライサーの値、表示/非表示のオブジェクトなど)を保存する機能です。ボタンと組み合わせることで、ユーザーが特定のビューに簡単に切り替えられるインタラクティブなナビゲーションを作成できます。
「スライサー(Slicer)」の役割として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. レポートページ上で特定の値を選択することで、ページ内の他のビジュアルをその値でフィルタリングする
正解の根拠・詳細解説
スライサーは、ユーザーがレポートページ上で日付や商品カテゴリーなどの値を選択することで、同じページ内の他のビジュアルをその選択値でフィルタリングできるようにするビジュアルです。インタラクティブなレポートを作成する上で基本的な要素です。
「Q&A(自然言語クエリ)」ビジュアルの説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ユーザーが日本語や英語などの自然な質問文を入力すると、Power BIがそれを解釈して自動的にビジュアルを生成する機能
正解の根拠・詳細解説
Q&A機能は、「2025年の地域別売上は?」のような自然言語の質問をユーザーが入力すると、Power BIがその意図を解釈し、適切な集計とビジュアルを自動生成する機能です。列名やメジャー名に同義語を設定することで認識精度を高めることができます。
「キーインフルエンサー(Key Influencers)」ビジュアルの主な用途として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ある結果(例:解約・購入など)に影響を与えている要因を自動的に分析し、ランキング表示する
正解の根拠・詳細解説
キーインフルエンサービジュアルは、選択した結果(例:「顧客の解約」が「Yes」になる要因)に対して、どの要因(年齢層・契約形態・利用頻度など)が統計的に強く影響しているかをAIが自動分析し、わかりやすく提示するビジュアルです。
「分解ツリー(Decomposition Tree)」ビジュアルの説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ある指標(例:総売上)を、ユーザーが選択したディメンションに沿って階層的にドリルダウンしながら分析できるAIビジュアル
正解の根拠・詳細解説
分解ツリービジュアルは、ある指標(例:総売上)について、「地域別→商品カテゴリー別→月別」のように、ユーザーが対話的にドリルダウンの軸を選びながら要因を分解して分析できるAIビジュアルです。「自動展開」機能を使うと、AIが最も影響の大きい分解パスを自動的に提示します。
「スマート ナラティブ(Smart Narrative)」ビジュアルの主な機能は何ですか。
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正解: A. A. レポート内のデータに基づいて、要点を自然言語の文章として自動生成し表示する
正解の根拠・詳細解説
スマートナラティブは、レポートやビジュアルのデータを分析し、「売上は前月比で12%増加しました」のような要点をテキスト(自然言語)で自動的に要約・生成して表示するAIビジュアルです。生成された文章は手動で編集することも可能です。
ビジュアルの「ツールヒント(Tooltip)」をカスタマイズする目的として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ユーザーがデータポイントにカーソルを合わせた際に、追加の詳細情報やミニビジュアルを表示できるようにする
正解の根拠・詳細解説
カスタムツールヒントを使うと、通常のツールヒント(値の表示)に加えて、専用のレポートページをミニビジュアルとして表示し、カーソルを合わせたデータポイントに関連する追加のグラフや情報を表示できます。
Power BI の「テーマ(Theme)」機能の主な用途は何ですか。
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正解: A. A. レポート全体の配色・フォント・ビジュアルのスタイルを一括で統一・変更する
正解の根拠・詳細解説
テーマ機能は、レポート全体の色(ビジュアルのデフォルトカラー)、フォント、ビジュアルのスタイルなどを定義し、一括で適用・変更できる機能です。会社のブランドカラーに合わせたカスタムテーマ(JSONファイル)をインポートすることもできます。
モバイルレイアウト(モバイルレイアウトビュー)を作成する目的として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. スマートフォンなどの小さい画面でレポートを表示した際に、見やすいビジュアルの配置・サイズに最適化する
正解の根拠・詳細解説
モバイルレイアウトビューでは、デスクトップ用のレポートとは別に、スマートフォン向けに最適化されたビジュアルの配置・サイズ・順序を設定できます。Power BI モバイルアプリで閲覧した際に、縦長の画面に合わせて見やすく表示されます。
アクセシビリティを考慮したレポート作成のベストプラクティスとして適切なものはどれですか。
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正解: A. A. 色だけに頼らず、アイコンやテキストラベルを併用し、十分なコントラスト比を確保する
正解の根拠・詳細解説
アクセシビリティ対応では、色覚特性を持つユーザーのために色だけで情報を区別しない(アイコンやパターンを併用する)、十分なコントラスト比を確保する、スクリーンリーダー向けに代替テキストを設定する、タブキーでの操作順序(タブオーダー)を適切に設定するなどが推奨されます。
ビジュアルに「代替テキスト(Alt Text)」を設定する目的は何ですか。
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正解: A. A. スクリーンリーダーを使用するユーザーに、ビジュアルの内容を音声で説明できるようにする
正解の根拠・詳細解説
代替テキストは、視覚障がいのあるユーザーがスクリーンリーダーを使用してレポートを利用する際に、ビジュアルの内容や要点を音声で読み上げられるようにするためのテキスト説明です。Power BIではAIによる自動生成も可能です。
「パフォーマンスアナライザー(Performance Analyzer)」の主な用途は何ですか。
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正解: A. A. レポート内の各ビジュアルの読み込みやクエリの実行にかかる時間を計測し、パフォーマンスのボトルネックを特定する
正解の根拠・詳細解説
パフォーマンスアナライザーは、レポートを操作した際に各ビジュアルが「DAXクエリ」「ビジュアルの表示」「その他」の処理にどれだけ時間がかかっているかを記録・表示するツールです。表示が遅いビジュアルやクエリのボトルネックを特定し、最適化の優先順位を決めるのに役立ちます。
レポートに「ページネーション(ページ分割)レポート」を使用するのが適している場面はどれですか。
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正解: A. A. 請求書や帳票のように、印刷・PDF出力を前提とした正確なレイアウトの定型帳票を作成したい場合
正解の根拠・詳細解説
ページ分割レポート(Paginated Report)は、Power BI Report Builderで作成する、印刷やPDF/Excel出力に適した正確なページレイアウトを持つ帳票形式のレポートです。請求書、明細書、規制対応のレポートなど、定型的な帳票出力に向いています。
「ホバー(Hover)」や「クロスハイライト」の動作として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. あるビジュアルのデータポイントを選択すると、関連する他のビジュアルの該当部分がハイライトされる(または淡色化される)
正解の根拠・詳細解説
クロスハイライトは、あるビジュアルのデータ要素(棒や線など)をクリックすると、同じページ内の他のビジュアルにおいて、その選択に関連するデータ部分がハイライトされ、関連しない部分が淡色表示される動作です。これによりデータ間の関係性を視覚的に確認できます。
「クロスフィルター」と「クロスハイライト」のビジュアル間の操作を「フィルター」に統一したい場合に行う設定はどれですか。
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正解: A. A. ビジュアルの操作(インタラクション)設定で、対象ビジュアルの動作を「フィルター」アイコンに変更する
正解の根拠・詳細解説
「書式」タブの「ビジュアルの相互作用を編集」機能を使うと、あるビジュアルを操作した際に、ページ内の他の各ビジュアルが「フィルター」「ハイライト」「なし」のどの動作をするかを個別に設定できます。
Power BI レポートを Microsoft Teams に統合する利点として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. チームのチャネル内でレポートを直接表示・共有でき、コラボレーションが容易になる
正解の根拠・詳細解説
Power BI アプリをTeamsに追加することで、チームメンバーはTeamsのインターフェースを離れることなくレポートやダッシュボードを閲覧・共有でき、コラボレーションがスムーズになります。
ビジュアルの「フィールド」ウェルにある「ツールヒント」エリアに列を追加すると何が起こりますか。
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正解: A. A. その列の値が、ビジュアルの主要な軸には表示されないが、カーソルを合わせた際のツールヒントに追加情報として表示される
正解の根拠・詳細解説
「ツールヒント」フィールドに列やメジューを追加すると、その値はビジュアルの軸や凡例には表示されませんが、ユーザーがデータポイントにカーソルを合わせたときに表示される追加情報として利用されます。
レポート内の特定のビジュアルを「フォーカスモード」で表示する目的は何ですか。
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正解: A. A. そのビジュアルをページいっぱいに拡大表示し、詳細を確認しやすくする
正解の根拠・詳細解説
フォーカスモードは、選択したビジュアルを一時的にページ全体に拡大表示する機能です。複数のビジュアルが密集しているページで、特定のグラフを詳しく確認したい場合に便利です。
「エクスポート(データのエクスポート)」機能でビジュアルの基になるデータをExcelやCSVに出力する際の制限として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 組織の管理者がテナント設定でエクスポート機能を制限・無効化できる
正解の根拠・詳細解説
データのエクスポートはレポート閲覧者にとって便利な機能ですが、機密データの流出リスクもあるため、Power BI管理者はテナント設定で「エクスポートとシェア」の機能を無効化したり、特定のユーザーグループに制限したりすることができます。
ビジュアルに「上位N(Top N)」のフィルターを適用する目的として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 売上上位5商品など、特定の基準で並べた際の上位(または下位)の項目だけを表示する
正解の根拠・詳細解説
「上位N」フィルターを使うと、例えば売上金額の高い順に上位5件の商品だけをビジュアルに表示するといった絞り込みができます。ランキング形式での表示やダッシュボードのスペース効率化に役立ちます。
マトリックスビジュアルにおいて「行」「列」「値」のフィールドウェルの役割として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 「行」と「列」にはグループ化に使うカテゴリ列を、「値」には集計対象のメジューや数値列を配置する
正解の根拠・詳細解説
マトリックスビジュアルは、Excelのピボットテーブルに似た構造を持ちます。「行」と「列」のフィールドウェルにはカテゴリを表す列(地域・商品名など)を配置してグループ化の軸とし、「値」フィールドウェルには合計・平均などで集計したいメジューや数値列を配置します。
AIビジュアルの「Q&A」で質問の認識精度を高めるために設定できるものはどれですか。
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正解: A. A. 列やメジャーに「同義語(Synonyms)」を登録する
正解の根拠・詳細解説
Q&A機能の精度を高めるには、Power BI Desktopの「Q&Aの設定」画面で、列やメジューに対してユーザーが使いそうな別名(同義語)を登録します。例えば「売上」列に対して「収益」「セールス」といった同義語を追加することで、より多様な質問表現に対応できます。
折れ線グラフで「予測(Forecasting)」機能を使用すると何が表示されますか。
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正解: A. A. 過去のデータの傾向に基づいて、将来の値の予測線と信頼区間が表示される
正解の根拠・詳細解説
折れ線グラフの分析ペインにある「予測」機能を使うと、既存の時系列データの傾向を基に、指定した期間分の将来値を予測する点線と、その予測の不確実性を示す信頼区間(網掛け部分)がグラフに追加表示されます。
散布図に「再生軸(Play Axis)」を追加すると何が実現できますか。
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正解: A. A. 時間(または別のカテゴリ)の経過に応じて、データポイントがアニメーションで変化する様子を表示できる
正解の根拠・詳細解説
散布図の「再生軸」フィールドに日付などのカテゴリを設定すると、再生ボタンをクリックすることで、時間の経過に伴って各データポイント(バブル)の位置やサイズがどのように変化するかをアニメーションで表示できます。
ビジュアルレベルフィルター・ページレベルフィルター・レポートレベルフィルターの違いとして正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 適用範囲が異なり、ビジュアルレベルは特定のビジュアルのみ、ページレベルはそのページ全体、レポートレベルはレポート内のすべてのページに影響する
正解の根拠・詳細解説
Power BIのフィルターには適用範囲の異なる3種類があります。ビジュアルレベルフィルターは特定のビジュアル1つに、ページレベルフィルターはそのページ内のすべてのビジュアルに、レポートレベルフィルターはレポート内のすべてのページのビジュアルに適用されます。
「ドリルダウン」と「ドリルアップ」の操作の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ドリルダウンは階層内のより詳細なレベル(例:年→月)に移動し、ドリルアップはより集約されたレベル(例:月→年)に戻る
正解の根拠・詳細解説
階層が設定されたビジュアルでは、「ドリルダウン」(下矢印アイコン)をクリックすると、より詳細なレベル(年→四半期→月など)のデータを表示でき、「ドリルアップ」(上矢印アイコン)をクリックすると、より集約されたレベルに戻ります。
カードビジュアルやKPIビジュアルが適しているデータの表示方法はどれですか。
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正解: A. A. 単一の重要な数値(合計売上額など)を大きく強調して表示する
正解の根拠・詳細解説
カードビジュアルは、合計売上やアクティブユーザー数といった、特に重要な単一の数値(KPI)を大きく目立つ形で表示するのに適しています。KPIビジュアルはさらに、その値の目標値に対する進捗状況や傾向(トレンド)も併せて表示できます。
Power BI で地図ビジュアルを使用する際、位置情報の精度を高めるために推奨される対策はどれですか。
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正解: A. A. 緯度・経度の列を用意するか、データカテゴリを正しく設定して地名のあいまいさを減らす
正解の根拠・詳細解説
地名(市区町村名など)だけでは同名の地域が複数存在し誤った位置にプロットされることがあります。可能であれば緯度・経度の列を用意するか、住所・都市・国などの列に適切な「データカテゴリ」を設定することで、地図ビジュアルの位置特定精度を向上できます。
レポートに「ボタン」を追加し、ブックマークと組み合わせて使用する典型的な用途はどれですか。
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正解: A. A. 「年間ビュー」「月間ビュー」のように、ボタンをクリックすると異なるフィルター状態やページ表示に切り替わるナビゲーションを作成する
正解の根拠・詳細解説
ボタンとブックマークを組み合わせることで、例えば「年間ビュー」ボタンをクリックすると年単位の集計を表示するブックマークが適用され、「月間ビュー」ボタンをクリックすると月単位の表示に切り替わる、といったインタラクティブなナビゲーションUIを構築できます。
ビジュアルの書式設定で「データラベル」を有効にすると何が表示されますか。
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正解: A. A. グラフの各データポイント(棒や点など)の上に、その値が直接テキストとして表示される
正解の根拠・詳細解説
データラベルを有効にすると、棒グラフの各棒の上や折れ線グラフの各点の近くに、その値を表す数値が直接表示されます。グラフを見ただけで正確な値を読み取りたい場合に有効です。
複数のビジュアルが配置されたレポートページで「タブオーダー」を設定する目的は何ですか。
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正解: A. A. キーボードのTabキーでビジュアル間を移動する際の順序を制御し、スクリーンリーダー利用時の読み上げ順序にも影響させる
正解の根拠・詳細解説
タブオーダーは、レポート内のビジュアルをキーボードのTabキーで移動する際の順序を定義します。これは、スクリーンリーダーを使用するユーザーがページの内容を論理的な順序で理解できるようにするためのアクセシビリティ機能でもあります。
ウォーターフォール図(Waterfall Chart)が適している分析シナリオはどれですか。
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正解: A. A. 期首から期末までの値の増減要因を、項目ごとの増加・減少として段階的に可視化したい場合
正解の根拠・詳細解説
ウォーターフォール図は、ある開始値(例:期首の利益)から最終値(例:期末の利益)までの間に、各項目(売上増加、コスト削減、為替影響など)がどのようにプラス・マイナスの影響を与えたかを段階的な棒グラフで視覚化するのに適しています。
レポート内のビジュアルにエラー(例:「このビジュアルを表示できません」)が表示された場合、まず確認すべき項目として適切なものはどれですか。
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正解: A. A. 使用しているフィールドのデータ型・DAX式の構文・データ量がビジュアルの制限を超えていないかを確認する
正解の根拠・詳細解説
ビジュアルが表示できないというエラーは、多くの場合ビジュアルに配置したフィールドやメジャーの側に原因があります。代表的なのは、メジャーのDAX式の構文誤りや、文字列列を合計しようとするようなデータ型の不一致、リレーションシップが不足しているためにテーブル間で値を関連付けられないケース、そして表示しようとするデータポイント数がビジュアルの上限を超えているケースです。DirectQueryではソース側のクエリがタイムアウトして同様のエラーになることもあります。したがって最初に行うべきは、エラーの「詳細を表示」で実際の例外メッセージを確認し、使用しているフィールドを一つずつ外して原因を切り分けることです。データ量が問題であればフィルターを追加するか、より粗い集計レベルに変更して返却行数を減らします。レポート全体を作り直したりテーマを初期化したりしても、原因の特定にはつながりません。
Power BI Service の「ワークスペース(Workspace)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. レポート・ダッシュボード・データセットなどのコンテンツをチームで共同管理するためのコンテナ
正解の根拠・詳細解説
ワークスペースは、Power BI Service上でレポート、ダッシュボード、データセット、データフローなどのコンテンツをまとめて管理し、チームメンバー間で共同編集・共有するためのコンテナです。役割(管理者・メンバー・共同作成者・閲覧者)に応じてアクセス権を制御できます。
ワークスペースの役割「閲覧者(Viewer)」に割り当てられたユーザーができることはどれですか。
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正解: A. A. ワークスペース内のレポートやダッシュボードを表示する(編集はできない)
正解の根拠・詳細解説
ワークスペースには「管理者」「メンバー」「共同作成者」「閲覧者」の4つの役割があります。「閲覧者」はコンテンツの表示のみが許可され、レポートの編集、データセットの変更、メンバー管理などは行えません。
Power BI の「アプリ(App)」を発行する目的として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. ワークスペース内の複数のレポート・ダッシュボードを、エンドユーザー向けにまとめてパッケージ化し配布する
正解の根拠・詳細解説
アプリは、ワークスペース内の複数のレポートやダッシュボードを1つにまとめ、編集権限を持たないエンドユーザー(閲覧者)に対して、整理されたナビゲーションとともに配布するための仕組みです。アプリの閲覧者はワークスペース自体にはアクセスできません。
「行レベルセキュリティ(Row-Level Security, RLS)」の主な目的は何ですか。
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正解: A. A. 同じレポートやデータセットを使用していても、ユーザーの役割に応じて閲覧できる行(データ)を制限する
正解の根拠・詳細解説
行レベルセキュリティ(RLS)は、Power BI Desktopでロールとフィルター式(DAX)を定義し、Power BI Serviceでユーザーをそのロールに割り当てることで、同じレポートを開いても、ユーザーの所属(例:地域担当者)に応じて閲覧できるデータの行を自動的に制限する機能です。
RLSにおいて、自分自身を含む組織階層全体(自分の部下のデータも含む)を見られるようにする実装方法として一般的なものはどれですか。
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正解: A. A. 動的RLS(USERPRINCIPALNAME関数などを使い、ログインユーザーに応じて自己リレーションシップや階層をたどってフィルターする)を実装する
正解の根拠・詳細解説
組織階層に応じたRLS(マネージャーは部下のデータも閲覧可能など)を実現するには、DAXのUSERPRINCIPALNAME()関数でログインユーザーを特定し、PATH関連関数や自己リレーションシップを利用して、そのユーザーの管理下にある従業員のデータも含めてフィルターする「動的RLS」を実装するのが一般的です。
Power BI の「オンプレミスデータゲートウェイ(On-premises Data Gateway)」が必要になるのはどのような場合ですか。
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正解: A. A. 組織内のファイアウォール内にあるオンプレミスのデータソース(SQL Serverなど)にPower BI Serviceから安全に接続・更新する場合
正解の根拠・詳細解説
オンプレミスデータゲートウェイは、Power BI Service(クラウド)と、社内ネットワーク内にあるオンプレミスのデータソース(SQL Server、ファイルなど)との間で安全にデータをやり取りするための橋渡し役を果たすソフトウェアです。スケジュールされた更新やDirectQueryで利用されます。
Power BI のライセンス「Pro」「Premium Per User (PPU)」「Premium(容量ベース)」の違いとして正しいものはどれですか。
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正解: A. A. Premium容量ベースは組織が容量を購入することで、Proライセンスを持たないユーザーにもコンテンツを無料で閲覧させることができる
正解の根拠・詳細解説
Proライセンスは個人ごとに必要な有料ライセンスです。PPU(Premium Per User)はProの機能に加えてPremium相当の高度な機能をユーザー単位で利用できるライセンスです。容量ベースのPremiumは組織が専用の計算リソース(容量)を購入するもので、その容量内のコンテンツであれば、閲覧者はProライセンスがなくても(無料ライセンスで)閲覧できます。
「データフロー(Dataflow)」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. Power Query を使ってクラウド上でデータの取得・変換を行い、複数のレポートやデータセットで再利用できる共有データ準備の仕組み
正解の根拠・詳細解説
データフローは、Power BI ServiceまたはPower Platform上でPower Queryの変換ロジックを実行し、その結果(エンティティ)をクラウドストレージに保存する仕組みです。複数のPower BIレポートやデータセットから共通のデータ準備ロジックを再利用でき、データ準備作業の重複を減らせます。
「デプロイパイプライン(Deployment Pipeline)」の主な用途は何ですか。
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正解: A. A. 開発・テスト・本番の各ステージ間で、レポートやデータセットを段階的かつ管理された方法で展開する
正解の根拠・詳細解説
デプロイパイプラインは、Power BI Premium環境において、コンテンツを「開発(Dev)」→「テスト(Test)」→「本番(Production)」という3つのステージのワークスペース間で、差分比較をしながら段階的にデプロイ(展開)するための機能です。
「機密ラベル(Sensitivity Label)」をPower BIのレポートやデータセットに適用する目的は何ですか。
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正解: A. A. 「社外秘」「極秘」などの機密区分を分類・表示し、Microsoft Purview の情報保護ポリシーと連携してデータの保護・アクセス制御を強化する
正解の根拠・詳細解説
機密ラベルは、Microsoft Purview(旧Microsoft Information Protection)の機能と統合され、レポートやデータセットに「公開」「社外秘」「極秘」などの分類を付与します。これにより、ラベルに応じた暗号化やエクスポート制限などのデータ保護ポリシーを適用できます。
データセットの「スケジュールされた更新(Scheduled Refresh)」を設定する目的は何ですか。
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正解: A. A. Importモードで取り込んだデータを、指定した時間間隔で自動的に最新のデータに更新する
正解の根拠・詳細解説
スケジュールされた更新は、Importモードで取得したデータセットに対して、1日に1回〜複数回(Proは1日8回まで、Premiumは48回まで)など指定したタイミングで自動的にデータソースから最新データを再取得し、データセットを更新する設定です。
「増分更新(Incremental Refresh)」の主な利点は何ですか。
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正解: A. A. 大規模なデータセット全体を毎回再読み込みするのではなく、変更があった一部の期間(例:直近数日分)のみを更新することで、更新時間とリソース消費を削減できる
正解の根拠・詳細解説
増分更新は、過去の変更されないデータ(例:1年以上前のデータ)はそのまま保持し、変更が発生しうる直近の期間(例:直近5日間)のデータのみを定期的に更新するポリシーを設定する機能です。これにより大規模データセットの更新時間とゲートウェイ・データソースへの負荷を大幅に削減できます。
Power BI 管理ポータルの「監査ログ(Audit Logs)」の用途として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 組織内のユーザーがPower BIで行った操作(レポートの表示・共有・エクスポートなど)の履歴を記録・確認する
正解の根拠・詳細解説
監査ログは、Power BI管理者がMicrosoft Purviewの監査ログ(または管理者ポータル経由)を通じて、誰が・いつ・どのコンテンツに対して・どのような操作(表示、共有、エクスポート、削除など)を行ったかを追跡するための機能です。コンプライアンスやセキュリティ調査に利用されます。
Power BI 管理者ポータルの「テナント設定(Tenant Settings)」で制御できることの例として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 組織全体でのコンテンツのエクスポート許可、外部共有の可否、Q&A機能の有効/無効などを設定する
正解の根拠・詳細解説
テナント設定は、Power BI管理者ポータル内で、組織全体(またはセキュリティグループ単位)に対して、エクスポート機能・外部ユーザーとの共有・パブリックへの発行・Q&A・AIビジュアルなど、さまざまな機能の有効/無効を一括で制御できる設定項目です。
「データセットの認定(Certification)」と「昇格(Promotion)」の違いとして正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 認定は管理者など指定された権限者のみが付与でき信頼性の高さを示す一方、昇格はコンテンツの作成者自身が「共有に適している」とマークできる
正解の根拠・詳細解説
「昇格(プロモート済み)」は、データセットの作成者やワークスペースの共同作成者が、自身のコンテンツを「組織内で再利用・共有するのに適している」と示すためにマークできます。一方「認定済み」は、組織が指定した認定者(管理者など)のみが付与できる、より公式で信頼性の高いステータスです。
「共有(Share)」と「アクセス権の管理」の違いとして正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 共有は特定のレポートやダッシュボードへのリンクを他のユーザーに送る操作であり、アクセス権の管理はワークスペースやコンテンツへのアクセス許可をより詳細に制御する
正解の根拠・詳細解説
「共有」は特定のレポートやダッシュボードへのアクセスを他のユーザーや配布グループに付与し、リンクを送る簡易的な方法です。「アクセス権の管理」(Manage permissions)は、誰がどのコンテンツにどのレベルでアクセスできるかを一覧表示・編集できる、より詳細な権限管理機能です。
Power BI の「使用状況メトリック(Usage Metrics)」レポートで確認できる情報はどれですか。
解答・解説を見る
正解: A. A. レポートやダッシュボードの閲覧回数、閲覧者数、閲覧したユーザーの分布など
正解の根拠・詳細解説
使用状況メトリックレポートは、ワークスペース内のレポートやダッシュボードが「いつ」「誰によって」「何回」閲覧されたかといった利用状況の統計情報を提供します。コンテンツの利用度を把握し、不要なコンテンツの整理などに役立てることができます。
データに変化があった際にユーザーへ通知する「データ駆動型アラート(Data-driven Alerts)」を設定できる主なビジュアルはどれですか。
解答・解説を見る
正解: A. A. カードビジュアルやKPIビジュアルなど、ダッシュボードのタイル
正解の根拠・詳細解説
データ駆動型アラートは、ダッシュボード上のカードやKPIなどの数値タイルに対して、「値が指定したしきい値を超えた(または下回った)場合に通知する」というルールを設定できる機能です。設定した条件に達すると、メールやPower BIモバイルアプリの通知でユーザーに知らせます。
レポートを「サブスクリプション(Subscription)」として設定すると何が実現できますか。
解答・解説を見る
正解: A. A. 指定したスケジュール(毎日・毎週など)で、レポートのスナップショットをメールで自動配信する
正解の根拠・詳細解説
サブスクリプション機能を使うと、特定のレポートページやダッシュボードのスナップショット(PDFや画像)を、指定したスケジュール(例:毎週月曜の朝9時)で自分や他のユーザーのメールアドレスに自動的に送信するよう設定できます。
Power BI Desktop でファイルを「.pbit(テンプレート)」形式で保存する利点は何ですか。
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正解: A. A. データ本体を含まずにレポートのレイアウト・クエリ・モデル構造のみを保存し、他のユーザーが同じ構造で別のデータソースに接続して再利用できる
正解の根拠・詳細解説
.pbit(Power BI テンプレート)形式は、データそのものを含めずに、レポートのビジュアルレイアウト、クエリの定義、データモデルの構造のみを保存します。テンプレートを開くと、パラメーターの入力を求められ、同じ構造で異なるデータソース(例:別の年度のデータ)に接続したレポートを簡単に作成できます。
Power BI のデータセットに対して「リネージュビュー(Lineage View)」で確認できることはどれですか。
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正解: A. A. データソースからデータフロー、データセット、レポート、ダッシュボードに至るまでのデータの流れと依存関係
正解の根拠・詳細解説
リネージュビューは、ワークスペース内のアイテム(データソース、データフロー、データセット、レポート、ダッシュボード)が互いにどのように依存し、データがどのように流れているかを図で視覚化する機能です。あるデータソースの変更が他のどのレポートに影響するかを把握するのに役立ちます。
モバイルアプリ向けに「PINフォーム(PIN to dashboard)」操作で何ができますか。
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正解: A. A. レポート上のビジュアルをダッシュボードのタイルとしてピン留めし、複数のレポートからの重要な指標を1つの画面にまとめる
正解の根拠・詳細解説
レポート内のビジュアルを「ダッシュボードにピン留め」すると、そのビジュアルがタイルとしてダッシュボードに追加されます。これにより、異なるレポートやデータセットに由来する複数の重要な指標を1つのダッシュボード画面に集約して、モバイルなどから素早く確認できるようになります。
組織内でPower BIの「エンドースメント(推奨表示)」が重要視される理由として正しいものはどれですか。
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正解: A. A. 信頼性の高い「認定済み」「昇格済み」のデータセットやレポートを利用者が見分けやすくなり、データの重複作成や誤った情報源の使用を防げる
正解の根拠・詳細解説
組織内で多数のデータセットやレポートが作成されると、どれが信頼できる「正」のデータソースか分かりにくくなります。エンドースメント(昇格・認定)を活用することで、利用者は信頼性の高いコンテンツを一目で識別でき、似たような重複データセットの乱立や、古い・誤ったデータに基づく分析を防ぐことができます。
Power BI のセキュリティに関するベストプラクティスとして適切なものはどれですか。
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正解: A. A. 最小権限の原則に基づき、ユーザーには業務上必要な最小限のワークスペース役割とRLSロールのみを付与する
正解の根拠・詳細解説
Power BIのアクセス制御は二段構えで考える。まずワークスペースの役割(管理者・メンバー・共同作成者・閲覧者)がコンテンツに対して何ができるかを決め、次に行レベルセキュリティがセマンティックモデル内でユーザーごとに見える行を絞り込む。閲覧できれば十分なユーザーに管理者やメンバーを与えてしまうと、レポートやモデルの編集・削除、他者への再共有まで可能になり、事故や情報漏えいのリスクが跳ね上がる。そのため閲覧者の役割やアプリによる配布に留めるのが原則となる。さらに実務上重要なのは、行レベルセキュリティは編集権限を持つ役割には適用されず、閲覧者に対して効くという点である。権限を広く配ってしまうと設定したはずの行フィルターが素通りしてしまうため、最小権限の徹底はRLSを機能させる前提でもある。BやDは権限や共有範囲を過剰に広げるもので原則に反し、Cのように設定が複雑だからとRLSを避けるのは、機密データの保護そのものを放棄することになる。