第1回 問題集(全般)
全120問 / すべての問題の解答・解説を無料で閲覧できます
SC-401 問題集 おすすめの使い方
目次
組織で「マイナンバー(個人番号)」を含む文書を自動的に検出したい。Microsoft Purviewで最初に行うべき設定は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織独自のカスタム機密情報の種類(SIT)を作成する
正解の根拠・詳細解説
マイナンバーのような国・組織固有の機密データは、組み込みの機密情報の種類(SIT)でカバーされない場合があるため、正規表現やキーワードリストを用いたカスタムSITを作成して検出精度を高めます。
完全一致データ照合(EDM:Exact Data Match)分類子を使用する主な目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 従業員番号や顧客IDなど、組織固有の実データと完全一致する情報のみを検出するため
正解の根拠・詳細解説
EDM分類子は、組織が保有する実際のデータセット(例:顧客リスト)をハッシュ化して登録し、そのデータと完全に一致する情報のみを機密情報として検出します。誤検知を大幅に減らせるのが特徴です。
ドキュメントフィンガープリンティングが最も適しているシナリオはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 空白の契約書や申請書のテンプレートを検出し、入力後の文書を機密情報として扱いたい場合
正解の根拠・詳細解説
ドキュメントフィンガープリンティングは、標準化されたフォーム(空のテンプレート)の構造を学習し、そのテンプレートに入力されたバリエーションを検出するのに適しています。
カスタム機密情報の種類を作成する際、検出精度を高めるために組み合わせて使用できる要素はどれですか?(最も適切なもの)
解答・解説を見る
正解: A. A. プライマリパターン(正規表現)に加えて、近接キーワードや支持証拠(チェックサムなど)
正解の根拠・詳細解説
カスタムSITは、正規表現パターンに加え、近接するキーワード(例:「個人番号」という単語が近くにある)や、チェックサム検証(クレジットカード番号など)を組み合わせることで誤検知を減らせます。
EDM分類子のセットアップにおいて、機密データのハッシュ化やアップロードに使用するツールは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. EDM アップロード エージェント(PowerShellベースのツール)
正解の根拠・詳細解説
EDMでは、機密データをオンプレミスでハッシュ化してからMicrosoft Purviewにアップロードするための専用のアップロードエージェント(PowerShellスクリプト)を使用します。データそのものはクラウドに送信されません。
組み込みの機密情報の種類(クレジットカード番号など)の実際の検出結果を確認したい。どの機能を使用しますか?
解答・解説を見る
正解: A. A. コンテンツエクスプローラー(Content explorer)
正解の根拠・詳細解説
コンテンツエクスプローラーは、テナント内のファイルやメールに含まれる機密情報の種類・ラベルの適用状況を、実際のコンテンツとともに確認できる機能です。
あるカスタム機密情報の種類のテストを行う際、誤検知(false positive)が多い場合に最初に確認すべき設定は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 信頼度レベル(confidence level)の設定とキーワードの近接条件
正解の根拠・詳細解説
誤検知が多い場合は、信頼度レベル(Low/Medium/High)の調整や、近接キーワード・補助パターンの見直しによって検出精度を改善します。
次のうち、組み込みの機密情報の種類として一般的に提供されているものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. クレジットカード番号、IBAN、パスポート番号などの国際的に標準化された情報
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewには、クレジットカード番号やIBAN、各国のパスポート番号・社会保障番号など、国際的に標準化されたパターンを持つ機密情報の種類が組み込みで多数提供されています。
EDMベースの分類子と通常のキーワードベースの分類子を比較した場合の、EDMの利点として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 実データに基づく完全一致のため誤検知率が低く、特定の個人・顧客レコードを高精度に識別できる
正解の根拠・詳細解説
EDMは実際の構造化データ(例:従業員データベースのCSV)をハッシュ化して照合に使うため、特定のレコードを高精度かつ低い誤検知率で識別できます。
トレーニング可能な分類子(カスタム)を新規作成する際、最初のステップとして必要なものは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 分類子が識別すべきコンテンツの「サンプル(種となるデータ)」を最低数十件用意すること
正解の根拠・詳細解説
トレーニング可能な分類子は機械学習モデルであり、最初に分類対象となるコンテンツのサンプル(シードコンテンツ)を一定数用意してモデルに学習させる必要があります。
トレーニング可能な分類子の利用が、カスタム機密情報の種類(正規表現ベース)よりも適しているのはどのような場合ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 契約書や履歴書のように、パターンが一定せず文脈・構成で判断すべきコンテンツを分類する場合
正解の根拠・詳細解説
正規表現で表現しにくい、文書の「内容や文脈」によって分類すべき情報(履歴書、契約書、ソースコードなど)には、機械学習を用いたトレーニング可能な分類子が適しています。
作成したトレーニング可能な分類子の精度を検証するためのプロセスは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. テスト(テストデータセットを分類子に提示し、一致/不一致を確認するプロセス)
正解の根拠・詳細解説
トレーニング可能な分類子を作成した後は、テストフェーズでサンプルコンテンツを提示し、分類子が正しく一致・不一致を判定できているかを確認・調整します。
トレーニング可能な分類子の精度が低い場合に取るべき対応はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 正しく分類された例・誤って分類された例を追加してモデルを再トレーニングする
正解の根拠・詳細解説
精度が不十分な場合は、追加のサンプル(正例・負例)を与えて再トレーニングすることでモデルの精度を向上させることができます。
既製(プレビルド)のトレーニング可能な分類子として提供されているカテゴリの例はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 履歴書、ソースコード、財務データなどの一般的な文書カテゴリ
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewには「履歴書」「ソースコード」「ハラスメント」など、業界共通でよく使われる文書カテゴリ向けの既製トレーニング可能な分類子が提供されています。
トレーニング可能な分類子を使ってDLPポリシーの条件を構成する場合、どのオプションを選択しますか?
解答・解説を見る
正解: A. A. DLPポリシーの条件で「コンテンツが分類子と一致する」を選択する
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーの条件に「コンテンツがこの分類子に一致する」という条件を追加することで、トレーニング可能な分類子をDLPの検出ロジックに組み込めます。
分類子のトレーニングに使うサンプルデータの「種データ(seed content)」として推奨される考え方はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポジティブ・ネガティブ両方のサンプルをそれぞれ十分な数(数十〜百件程度)用意する
正解の根拠・詳細解説
モデルの精度を高めるためには、分類対象に一致するサンプル(ポジティブ)と一致しないサンプル(ネガティブ)の両方を、それぞれ十分な数用意することが推奨されます。
トレーニング可能な分類子の動作確認に使用する「Activity explorer」が提供する情報はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ラベルやDLPポリシーがコンテンツに適用されたアクティビティの履歴
正解の根拠・詳細解説
Activity explorerは、ラベルの適用・変更・削除や、DLPルールの一致など、情報保護に関連するアクティビティの履歴を可視化します。
分類子のリトレーニングを行うタイミングとして適切なのはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 誤検知や検出漏れのパターンが蓄積され、精度改善が必要と判断されたとき
正解の根拠・詳細解説
分類子の精度はコンテンツの傾向変化により低下することがあるため、誤検知・検出漏れの傾向を分析し、必要に応じて追加サンプルでリトレーニングします。
機密度ラベルを管理する権限をセキュリティチームの特定メンバーのみに委任したい場合、どの設定を行いますか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purviewのロールベースアクセス制御(RBAC)でラベル管理者ロールを割り当てる
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewでは、ラベルの作成・公開などの権限をRBACにより特定の管理者ロール(コンプライアンス管理者、情報保護管理者など)に委任できます。
機密度ラベルに「コンテンツに表示される視覚的なマーキング(ヘッダー・フッター・透かし)」を設定する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ラベルが適用された文書を開いたユーザーに機密性のレベルを視覚的に知らせるため
正解の根拠・詳細解説
視覚的なマーキング(ヘッダー、フッター、透かし)は、ラベルが適用された文書・メールを開いたユーザーに、その機密性レベルを一目で認識させるために設定します。
機密度ラベルの「保護設定」で、コンテンツへのアクセスを特定ユーザーのみに制限し、転送・コピー・印刷を禁止したい場合に使用する技術は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Azure Information Protection(暗号化)による権限管理
正解の根拠・詳細解説
機密度ラベルの暗号化設定(Azure Rights Management/AIP)を使用すると、特定のユーザー・グループにのみアクセス権を付与し、転送・コピー・印刷などの操作を制限できます。
自動ラベル付けポリシー(auto-labeling policy)をクライアント側(Word、Excelなど)で適用する場合の挙動として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ユーザーに推奨ラベルを通知し、ユーザーが確認・適用するか、自動的に適用される(設定により異なる)
正解の根拠・詳細解説
クライアント側の自動ラベル付けは、設定によって「ユーザーへの推奨表示」または「自動適用」のいずれかの動作をします。管理者はポリシーでこの挙動を制御できます。
サービス側(SharePoint、OneDrive、Exchange)で自動ラベル付けポリシーを使う際、対象とするコンテンツの条件として指定できるものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 機密情報の種類、トレーニング可能な分類子、または特定のキーワード・正規表現の一致
正解の根拠・詳細解説
サービス側自動ラベル付けポリシーでは、機密情報の種類・トレーニング可能な分類子・キーワード/正規表現などの条件に基づき、一致したコンテンツに自動でラベルを適用できます。
機密度ラベルのポリシー公開時に、「ユーザーが機密度ラベルを変更する際に理由の入力を必須にする」設定の目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ラベルのダウングレード(機密性を下げる変更)の説明責任を確保するため
正解の根拠・詳細解説
ラベル変更時の理由入力必須設定は、特に機密度を下げる変更(ダウングレード)の際に、なぜ変更したのかという説明責任(justification)を残すために使用します。
Microsoft Purview情報保護スキャナーの主な用途は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. オンプレミスのファイルサーバーやSharePoint Serverのファイルをスキャンし、機密情報の検出・ラベル付けを行う
正解の根拠・詳細解説
情報保護スキャナーは、オンプレミスのファイル共有やSharePoint Server上のファイルをスキャンし、機密情報の検出やラベルの一括適用(バルク分類)を行うために使用します。
機密度ラベルのスコープを「ファイルとメール」ではなく「Teamsの会議・グループ・サイト」に設定すると、どのような保護が可能になりますか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 会議のプライバシー設定やゲストアクセス、外部共有を制御できる
正解の根拠・詳細解説
Teams・グループ・サイトに適用される機密度ラベルでは、プライバシー設定(パブリック/プライベート)、ゲストアクセス、外部共有といったコンテナレベルの保護を設定できます。
ラベルポリシーで「デフォルトラベル」を設定する目的として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ユーザーが明示的にラベルを選択しなかった新規作成ドキュメントに、自動的に既定のラベルを適用するため
正解の根拠・詳細解説
デフォルトラベルを設定すると、ユーザーがラベルを選択せずに保存・送信したコンテンツに対して、自動的に指定したラベルが適用されます。
ラベル付きメールの「暗号のみ(Encrypt-Only)」設定と「コンテンツマーキング+暗号化」の違いは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 前者は権限管理(暗号化)のみを適用し、後者は視覚的なマーキングと暗号化を両方適用する
正解の根拠・詳細解説
ラベルの保護設定では、暗号化のみを適用するオプションと、視覚的マーキング(ヘッダー等)と暗号化を組み合わせるオプションを個別に構成できます。
複数の自動ラベル付けポリシーが同じコンテンツに一致した場合の優先順位の決定方法はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシーの優先順位(数値が低いほど優先度が高い)に基づいて適用される
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewのポリシーは優先順位(プライオリティ番号)を持ち、複数のポリシーが一致する場合は番号が小さい(優先度が高い)ポリシーが適用されます。
機密度ラベルを「公開」する前に「シミュレーション(テスト)モード」で確認できることは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシーが適用された場合にどのコンテンツが対象になるかを、実際に適用せず確認できる
正解の根拠・詳細解説
シミュレーションモードでは、自動ラベル付けポリシーを実際に適用する前に、どのファイル・メールが条件に一致するかをプレビューし、誤検知の有無を確認できます。
組織で機密度ラベルの命名規則として「極秘」「社外秘」「社内限定」「公開」の4段階を設計する場合、最も重要な設計観点は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ラベル名がエンドユーザーにとって直感的で、それぞれの保護レベル・取り扱いルールが明確であること
正解の根拠・詳細解説
ラベルの命名は、エンドユーザーが「どの情報にどのラベルを付けるべきか」を直感的に理解できるよう、組織のデータ分類方針に基づいて明確に設計することが重要です。
機密度ラベルの適用状況を経営層向けにレポートしたい場合、最も適した機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purviewのデータ分類の概要(レポートダッシュボード)
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewコンプライアンスポータルの「データ分類」ダッシュボードでは、ラベルの適用状況や機密情報の検出傾向を集計・可視化したレポートを確認できます。
Microsoft Purview Message Encryption(旧Office 365 Message Encryption)の主な機能は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織外のユーザーに送信する暗号化メールを、受信者が認証してブラウザで閲覧できるようにする
正解の根拠・詳細解説
Purview Message Encryptionは、暗号化されたメールを組織外(Gmailなど)のユーザーに送信し、受信者がワンタイムパスコードなどで認証してブラウザ上でメールを閲覧できるようにする機能です。
Advanced Message Encryptionで追加される機能として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 送信済みメールの自動失効や、組織のブランドに合わせたメールテンプレートのカスタマイズ
正解の根拠・詳細解説
Advanced Message Encryptionでは、暗号化メールに有効期限を設定して後から失効させたり、組織独自のブランディングテンプレートを適用したりする機能が追加されます。
メール暗号化を「機密度ラベル」と統合して使用する利点は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ユーザーがラベルを選択するだけで暗号化ポリシーが自動的に適用され、運用がシンプルになる
正解の根拠・詳細解説
機密度ラベルにメール暗号化(権限管理)の設定を組み込むことで、ユーザーが普段の操作でラベルを選ぶだけで、適切な暗号化が自動的に適用されるようになります。
組織が「すべての送信メールでクレジットカード番号が検出された場合は自動的に暗号化する」という要件を満たすには、どの組み合わせが適切ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 機密情報の種類を条件とした自動ラベル付けポリシーと、暗号化設定を持つ機密度ラベルの組み合わせ
正解の根拠・詳細解説
クレジットカード番号などの機密情報の種類を条件に自動でラベルを適用し、そのラベルに暗号化(権限管理)の保護設定を組み込むことで、要件を実現できます。
S/MIMEとMicrosoft Purview Message Encryptionの違いとして正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. S/MIMEはユーザーごとの証明書ベースの暗号化、Purview Message Encryptionはテナントレベルのポリシーベースの暗号化
正解の根拠・詳細解説
S/MIMEはユーザー証明書に基づく暗号化方式で外部との相互運用に証明書交換が必要ですが、Purview Message Encryptionはテナント側のポリシー設定により、証明書なしで受信者に暗号化メールを届けられます。
暗号化されたメールを受信した外部ユーザーがMicrosoftアカウントを持っていない場合の認証方法はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ワンタイムパスコード(OTP)をメールアドレスに送信して認証する
正解の根拠・詳細解説
外部の受信者がMicrosoftまたはOffice 365の認証情報を持たない場合でも、受信者のメールアドレスにワンタイムパスコードを送信し、それを入力することで暗号化メールを閲覧できます。
メール暗号化に関するレポートやトラブルシューティングを行う際に確認すべきログはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purviewのメールフロー/暗号化に関するメッセージ追跡ログとレポート
正解の根拠・詳細解説
暗号化メールが正しく送受信されているかのトラブルシューティングには、Exchange Onlineのメッセージ追跡ログや、Purviewの暗号化レポートを確認します。
組織が「特定の部署が送信する全メールに、自動で『社外秘』ラベルと暗号化を適用したい」という要件を持つ場合、最も適した実装方法はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 送信者の部署(メールフロールールの条件)に基づく自動ラベル付けポリシーを設計し、ラベルに暗号化設定を含める
正解の根拠・詳細解説
要件は「特定の部署が送信するメールに一律で機密ラベルと暗号化を適用する」というものなので、利用者の操作に依存しないサービス側の自動ラベル付けポリシーが適しています。まずMicrosoft Purviewで「社外秘」に相当する秘密度ラベルを作成し、そのラベルの保護設定として暗号化(権限管理)を有効にしたうえで、閲覧・転送・印刷などの利用権限を定義します。次に自動ラベル付けポリシーを作成し、Exchange Onlineを対象として送信者の所属、たとえば送信者がその部署のグループのメンバーであることなどを条件に指定すると、条件に一致したメールへ組織側で自動的にラベルと暗号化が適用されます。クライアント側の自動ラベル付けは推奨表示や利用者の判断に左右され、対応するアプリでしか機能しないため、確実な一律適用にはサービス側のポリシーの方が向いています。保護の内容をラベル側に定義しておけば、後から権限設定を見直した場合も適用済みのメールに一貫して反映でき、運用が容易になります。
DLP(データ損失防止)ポリシーにおける「ロケーション」として指定できる対象はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Exchange Online、SharePoint、OneDrive、Teamsチャット・チャネル、デバイス(エンドポイント)など
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーは、Exchange Online(メール)、SharePoint、OneDrive、Teamsのチャット・チャネルメッセージ、Windows/macOSデバイス(エンドポイント)、オンプレミスのファイル共有・SharePointなど、複数のロケーションを対象に設定できます。
DLPポリシーの「ポリシーの正誤」をテストするために用意されているモードはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. テストモード(ポリシーヒントなし/ポリシーヒントあり)
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーは作成時に「テスト(ポリシーヒントなしでテスト実行)」「テスト(ポリシーヒントを表示)」「オンにする」の段階を選択でき、本番影響を確認しながら段階的に展開できます。
DLPポリシーで条件に一致したコンテンツに対して「ユーザーへの通知」と「管理者への通知」を両方行う場合、設定する項目はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシーのアクション設定内にある「ユーザー通知(ポリシーヒント)」と「インシデントレポートの送信先」
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーのアクション設定では、エンドユーザーにポリシーヒントで通知する設定と、管理者・コンプライアンス担当者にインシデントレポートをメール送信する設定を個別に構成できます。
DLPポリシーで「ユーザーがオーバーライド(ポリシーの上書き)」を許可する設定の目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 業務上正当な理由がある場合に、ユーザー自身が理由を入力してブロックを解除できるようにするため
正解の根拠・詳細解説
オーバーライドを許可すると、ポリシーに一致してブロックされた操作についてユーザーが正当な業務理由を入力し、操作を続行できるようになります。これにより誤検知時の業務停止を防げます。
複数のDLPポリシーが同じコンテンツに適用される場合、ルールの評価順序を決定するものは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシーおよびルールの優先順位(数値が低いほど先に評価される)
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーおよびその中のルールには優先順位が設定されており、数値が小さいルールから順に評価されます。一致した時点でそのルールのアクションが適用されます(後続ルールの評価を停止するオプションもあります)。
Exchange Online向けDLPポリシーで、組織外への機密情報送信を「ブロックするが送信者には通知し、理由を提示すれば送信可能にする」場合の設定として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 「配信をブロックする」アクションと「ユーザー通知+オーバーライド許可」を組み合わせる
正解の根拠・詳細解説
配信のブロックアクションに加えて、ポリシーヒントによるユーザー通知とオーバーライドの許可を設定することで、誤検知時に業務理由を入力して送信を継続できる柔軟な運用が可能です。
DLPポリシーの条件として「コンテンツに機密度ラベルが適用されている」を指定する利点は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ラベルというビジネス上意味のある分類を基準にDLPルールを適用でき、機密情報の種類だけでは捉えにくい文脈的な機密性を反映できる
正解の根拠・詳細解説
機密度ラベルは組織が定義した分類基準(例:「極秘」)を表すため、DLPルールの条件にラベルを組み込むことで、機密情報の種類だけでは判別しづらい文脈的な機密性に基づいた制御が可能になります。
DLPの「インシデントレポート」をSIEM(Microsoft Sentinelなど)と連携して分析する場合に利用する仕組みはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purview(旧Office 365)のActivity管理APIやMicrosoft Sentinelのデータコネクタ
正解の根拠・詳細解説
DLPのアクティビティやインシデント情報は、Office 365管理アクティビティAPIやMicrosoft Sentinelのコネクタを通じてSIEMに取り込み、相関分析やアラートのトリアージに利用できます。
DLPポリシーを新規グループ(特定の部署のユーザーのみ)に限定して適用したい場合の設定方法はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシーの適用範囲(スコープ)で対象ユーザー・グループを指定する
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーの作成時に、適用範囲(スコープ)として特定のユーザー、グループ、サイト、アカウントを指定でき、テナント全体ではなく部分的な適用が可能です。
DLPで「コンテンツがこの分類子と一致する」かつ「外部の受信者を含む」という複合条件をANDで構成する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 両方の条件を同時に満たす場合のみアクションを発動させ、誤検知(内部だけのやり取りでの過剰検知)を減らすため
正解の根拠・詳細解説
複数条件をANDで組み合わせることで、「機密情報が含まれる」かつ「社外に送信される」場合のみアクションを発動させるなど、より精度の高いポリシー設計が可能になり誤検知を減らせます。
DLPポリシーのレポート(DLPアラートやポリシー一致イベント)を確認するための管理ポータルはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purviewコンプライアンスポータルの「データ損失防止」>「アラート」「ポリシー」
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewコンプライアンスポータルの「データ損失防止」セクションでは、ポリシーの一致状況、アラート、レポートを確認・管理できます。
組織が「Teamsチャットで社外秘ファイルを共有しようとした場合に警告を表示する」要件を満たす設定はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. TeamsをロケーションとするDLPポリシーを作成し、機密度ラベルまたは機密情報の種類を条件にポリシーヒントを表示する
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーのロケーションにTeamsチャット・チャネルを含め、機密度ラベルや機密情報の種類を条件としてポリシーヒント(警告)を表示するルールを構成することで実現できます。
エンドポイントDLP(Endpoint data loss prevention)を利用するために必要な前提条件はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 対象のWindows/macOSデバイスをMicrosoft Purviewにオンボード(登録)する必要がある
正解の根拠・詳細解説
エンドポイントDLPを利用するには、対象デバイスをMicrosoft Purview(コンプライアンスポータルのデバイス管理)にオンボードし、エンドポイントDLPのエージェントが動作する状態にする必要があります。
エンドポイントDLPで監視・制御できるアクティビティとして正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. USBデバイスへのコピー、クリップボード経由のコピー、印刷、クラウドストレージへのアップロードなど
正解の根拠・詳細解説
エンドポイントDLPは、USBドライブへのファイルコピー、クリップボードを介したコピー&ペースト、印刷、リムーバブルメディアへの書き込み、許可されていないクラウドアプリへのアップロードなどのアクティビティを監視・制御できます。
エンドポイントDLPで「許可されたアプリ」のリストを設定する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 特定の業務アプリケーションでは機密ファイルの操作を許可し、それ以外のアプリではブロックするなど、アプリ単位で挙動を制御するため
正解の根拠・詳細解説
許可されたアプリのリストを設定することで、信頼された業務アプリ(例:承認済みのバックアップソフト)には機密ファイルの操作を許可しつつ、未承認のアプリではブロックするという、きめ細かい制御が可能になります。
適応型保護(Adaptive Protection)の主な特徴は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. インサイダーリスク管理のリスクスコアに基づいて、リスクが高いユーザーに対して動的にDLP制御を強化する
正解の根拠・詳細解説
適応型保護は、インサイダーリスク管理で算出されたユーザーのリスクレベルに応じて、DLPポリシーの強制レベル(例:高リスクユーザーのみブロック)を動的に調整する機能です。
エンドポイントDLPで「ネットワーク共有へのコピーをブロックする」設定を行う際、除外設定として指定できるものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 信頼されたネットワーク共有パスのリスト
正解の根拠・詳細解説
エンドポイントDLPでは、信頼されたネットワーク共有のパスをリストとして指定し、それらの共有へのコピーをポリシーの対象外(除外)にすることができます。
エンドポイントDLPのアクティビティログを確認できる機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Activity explorer(アクティビティエクスプローラー)
正解の根拠・詳細解説
Activity explorerでは、エンドポイントDLPによって検出・ブロックされたコピー、印刷、アップロードなどのアクティビティの詳細ログを確認できます。
オンプレミスのファイルリポジトリ(ファイルサーバー)をDLPポリシーの対象にするために必要なコンポーネントは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purview情報保護スキャナー(オンプレミスのスキャナー)
正解の根拠・詳細解説
オンプレミスのファイル共有やSharePoint Serverをスキャンし、機密情報の検出やDLPポリシーの適用を行うには、Microsoft Purview情報保護スキャナーをオンプレミス環境に展開する必要があります。
DLPポリシーを「Power BI」のデータセットやレポートに適用したい場合、必要な設定はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Power BI環境をDLPポリシーのロケーションとして指定する(Power BI向けDLP)
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purview DLPはPower BIをロケーションとしてサポートしており、機密度ラベルが付与されたデータセットやレポートに対するアクセス・共有を制御できます。
リテンションポリシー(保持ポリシー)の目的として最も適切なものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織全体または特定の場所のコンテンツに対し、一定期間の保持や、期間経過後の自動削除を一括で設定する
正解の根拠・詳細解説
リテンションポリシーは、Exchange、SharePoint、OneDrive、Teamsなど複数の場所に対して一括で適用でき、コンテンツを一定期間保持したり、期間経過後に自動的に削除したりするルールを設定します。
リテンションラベル(個別の保持/削除ラベル)とリテンションポリシーの主な違いは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. リテンションラベルは個々のアイテム(ファイルやメール)単位で適用でき、より細かい粒度の制御が可能。ポリシーは場所単位で一括適用される
正解の根拠・詳細解説
リテンションポリシーは場所(メールボックス、サイトなど)単位で一括適用されるのに対し、リテンションラベルは個々のドキュメントやメールに手動・自動で適用でき、よりきめ細かい保持・削除ルールを設定できます。
自動的にリテンションラベルを適用する「自動適用ラベルポリシー」の条件として指定できるものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 機密情報の種類、トレーニング可能な分類子、キーワード、または特定のイベント(例:従業員の退職)
正解の根拠・詳細解説
自動適用ラベルポリシーは、機密情報の種類、トレーニング可能な分類子、キーワードクエリ、またはイベントベース(従業員退職など)の条件に基づいて、コンテンツにリテンションラベルを自動的に適用できます。
リテンションラベルで「保持期間が満了したアイテムを処理する」アクションとして指定できるものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. アイテムを自動的に削除する、関係者にレビューを依頼する(処理のレビュー)、または保持期間の開始トリガーに基づいて何もしない
正解の根拠・詳細解説
リテンションラベルの保持期間満了時のアクションとして、「自動削除」「処理のレビュー(コンプライアンス担当者が削除前に確認)」「アクションなし(保持のみ)」などを設定できます。
リテンションポリシーとリテンションラベルが同じコンテンツに競合する設定(保持と削除)を適用する場合の優先ルールはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 「保持が削除より優先される」「最も長い保持期間が優先される」「明示的に適用されたラベルがポリシーより優先される」といった原則に基づき決定される
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewには複数のリテンション設定が競合した場合の優先順位の原則(保持が削除に勝つ、より長い保持期間が優先、明示的なラベルがポリシーより優先など)が定義されています。
訴訟ホールド(Litigation Hold)とMicrosoft Purviewの保持ラベル・ポリシーの関係として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 訴訟ホールドはExchangeメールボックス単位の保持機能であり、Purviewの保持ラベル・ポリシーとは別に、より広範な保持機能(コアeディスカバリー等)と併用されることがある
正解の根拠・詳細解説
訴訟ホールドはExchangeメールボックスに対する保持機能であり、Microsoft Purviewの保持ラベル・ポリシーやeディスカバリーケースの保留(Litigation Hold/eDiscovery hold)と組み合わせて使用されることがあります。
リテンションラベルを「記録(レコード)」としてマークすると、ユーザーの操作に対してどのような制限がかかりますか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ラベルの変更・コンテンツの削除・編集など、コンプライアンス上の規制対象操作が制限される
正解の根拠・詳細解説
リテンションラベルを「記録」としてマークすると、そのコンテンツは規制された記録として扱われ、削除・編集・ラベルの変更などの操作が制限され、コンプライアンス上の証拠性が確保されます。
「規制された記録(Regulatory Record)」ラベルの特徴として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 記録としてマークされた後は、保持期間中はラベル自体の削除や変更が(管理者であっても)一切できないなど、通常の記録よりも強い制限が課される
正解の根拠・詳細解説
規制された記録は、法規制対応のために最も厳格な保持ラベルであり、保持期間中はラベルの削除や変更が管理者を含め誰にもできない、非常に強い制限が課されます。
組織がメールやファイルの保持期間を「作成日から7年間」のように設定したい場合、リテンションラベルの保持期間の開始基準として指定するのはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 「コンテンツが作成された日」を基準とする保持期間の設定
正解の根拠・詳細解説
リテンションラベルでは保持期間の開始基準として「作成日」「最終更新日」「ラベル付与日」「イベント発生日」などを選択でき、要件に応じて「作成日から7年間」のような設定が可能です。
リテンションラベルをユーザーがOutlookやWordから手動で適用できるようにするための前提設定はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. リテンションラベルポリシーを発行(公開)し、対象ユーザー・場所に展開する
正解の根拠・詳細解説
作成したリテンションラベルは、ラベルポリシーを通じて対象ユーザーや場所に「発行」する必要があり、発行後にOutlook、Word、SharePointなどでユーザーが手動で選択できるようになります。
「処理のレビュー(Disposition Review)」プロセスにおいて、レビュー担当者が行う操作はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 保持期間が満了したアイテムを確認し、削除・追加保持・別ラベルへの再分類などを判断する
正解の根拠・詳細解説
処理のレビューでは、保持期間が満了したアイテムの一覧を指定された担当者が確認し、削除してよいか、追加で保持すべきか、別のラベルに変更すべきかを判断します。
リテンションラベルとリテンションポリシーの適用状況を一括で確認・レポートするための機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft Purviewの「データのライフサイクル管理」セクションのラベル分析・アクティビティエクスプローラー
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewコンプライアンスポータルの「データのライフサイクル管理」では、ラベルの適用状況の分析やActivity explorerでの適用履歴の確認が可能です。
レコード管理(Records Management)ソリューションの主な目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織の記録(重要な文書・データ)のライフサイクル全体(作成・保持・処分)を管理し、法令遵守を支援する
正解の根拠・詳細解説
レコード管理は、組織にとって重要な記録(契約書、財務文書など)のライフサイクル(作成から保持、最終的な処分まで)を管理し、規制遵守やガバナンス要件を満たすことを目的とします。
ファイルプラン(File Plan)の役割は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 保持ラベルを階層構造(業務分野・カテゴリ・サブカテゴリ等)で整理し、組織の記録管理のための分類体系を提供する
正解の根拠・詳細解説
ファイルプランは、保持ラベルを業務分野・カテゴリ・サブカテゴリといった階層構造で整理するための仕組みで、大量のラベルを体系的に管理しやすくします。
「イベントベースの保持(Event-based retention)」の使用例として適切なものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 従業員の退職日や契約終了日などのイベント発生を基準に、その時点から保持期間のカウントを開始する
正解の根拠・詳細解説
イベントベースの保持では、「従業員の退職」「契約の終了」のような特定のイベントが発生した時点を基準として保持期間のカウントを開始するよう設定できます。
アーカイブメールボックス(In-Place Archive)を有効化する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. メールボックスの容量制限に対応しつつ、古いメールを別領域に保管して検索・eディスカバリーの対象として維持する
正解の根拠・詳細解説
アーカイブメールボックスは、メインのメールボックス容量を圧迫せずに古いメールを保管領域に移動し、引き続き検索・eディスカバリーの対象として利用できるようにする機能です。
データのライフサイクル管理において、「保持ラベルの一括適用」をSharePoint内の既存ファイルに行う方法はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 自動適用ラベルポリシーを作成し、対象のSharePointサイト・条件を指定して一括適用する
正解の根拠・詳細解説
自動適用ラベルポリシーを使用すると、指定した条件(機密情報の種類、キーワードなど)に一致する既存ファイルに対しても、保持ラベルを一括で適用できます。
組織が「SharePoint上の特定サイトのコンテンツをすべて10年間保持し、期間経過後は管理者がレビューしてから削除する」要件を実装する組み合わせはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 10年間の保持期間と「処理のレビュー」アクションを持つ保持ラベル(またはポリシー)を該当サイトに適用する
正解の根拠・詳細解説
10年間の保持期間と、満了後に「処理のレビュー」を行うアクションを設定した保持ラベル(またはリテンションポリシー)を該当のSharePointサイトに適用することで要件を実現できます。
Teamsのチャットやチャネルメッセージに対する保持ポリシーを設定する際の留意点はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. チャットメッセージとチャネルメッセージは別々のロケーションとして保持ポリシーのスコープに指定する必要がある
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewの保持ポリシーでは、Teamsの「1:1およびグループチャット」と「チャネルメッセージ」を別々のロケーションとしてスコープに指定し、それぞれに異なる保持・削除ルールを設定できます。
SC-401の出題範囲における「データのライフサイクル管理」と「レコード管理」を実装する管理者が、設計時に最初に確認すべきことは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織の法的・規制上の保持要件(業界規制、社内ポリシー)を整理し、それに基づいて保持期間・処分アクション・ラベル階層を設計する
正解の根拠・詳細解説
保持や処分の設計を技術的な設定から始めてしまうと、後になって法的要件と矛盾し、大きな手戻りが生じます。最初に行うべきは、業界規制や法令、契約、社内規程が求める保持義務を洗い出し、対象となる情報の種類ごとに「どれだけの期間、どの時点を起点として保持し、期間の満了後にどう処分するか」を整理することです。これを踏まえて、Microsoft Purviewの保持ポリシーや保持ラベル、レコードとしてマークする必要の有無、処分時の動作を自動削除にするか処分レビューを挟むか、そしてラベルを分類・整理するファイルプランを設計していきます。保持期間の起点をラベル付与日、作成日、最終更新日、あるいはイベントベースのいずれにするかも、要件から導かれる重要な決定事項です。すべてを一律の期間で削除する運用は、保持義務のある記録を早期に失うか、不要なデータを抱え続けるかのどちらかになり、法的リスクとストレージコストの両面で不利になります。
インサイダーリスク管理(Insider Risk Management)の主な目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織内部のユーザーによる潜在的なリスク行動(機密データの持ち出しなど)を検出・調査・対応すること
正解の根拠・詳細解説
インサイダーリスク管理は、退職予定者によるデータ持ち出しや、機密情報の不正な共有といった内部関係者によるリスク行動を、複数のシグナルから検出し、調査・対応のワークフローを提供する機能です。
インサイダーリスク管理ポリシーを作成する際に使用できる「ポリシーテンプレート」の例はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. データの窃盗(退職予定者によるデータ持ち出し)、データ漏洩、利益相反、セキュリティポリシー違反など
正解の根拠・詳細解説
インサイダーリスク管理には、「退職予定者によるデータ持ち出し」「データ漏洩」「利益相反」「セキュリティポリシー違反」など、よくあるリスクシナリオに対応したポリシーテンプレートが用意されています。
インサイダーリスク管理でリスクスコアを算出する際に使用されるシグナル(指標)の例はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 大量のファイルダウンロード、機密ファイルの外部共有、退職予定のステータス、ポリシー違反の履歴など、複数のアクティビティシグナル
正解の根拠・詳細解説
インサイダーリスク管理は、大量のファイルダウンロード、機密データの外部共有、印刷、HRシステムからの退職情報、過去のDLPアラートなど、複数のシグナルを組み合わせてリスクスコアを算出します。
インサイダーリスク管理でアラートが生成された後の標準的な対応フローはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. アラートをトリアージ(確認)し、必要に応じてケースを開いて調査し、対応アクション(教育、調査チームへのエスカレーション等)を実施する
正解の根拠・詳細解説
インサイダーリスク管理のアラートは、まずアナリストがトリアージ(重要度判断)を行い、必要であればケースとして開いて詳細調査を行い、適切な対応(教育的通知、HR・法務へのエスカレーションなど)を実施します。
通信コンプライアンス(Communication Compliance)機能の目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Teams、Exchange、Yammerなどのコミュニケーション内容を監視し、不適切な言動(ハラスメント、機密情報の共有など)を検出する
正解の根拠・詳細解説
通信コンプライアンスは、Teamsチャット、Exchangeメール、Yammerなどの社内コミュニケーションをポリシーに基づき監視し、ハラスメント的な言動や機密情報の不適切な共有などを検出するための機能です。
通信コンプライアンスポリシーで「不適切な言葉」を検出するために使用できる分類子はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組み込みのトレーニング可能な分類子(ハラスメント、脅迫的な言葉など)やカスタムキーワード辞書
正解の根拠・詳細解説
通信コンプライアンスでは、ハラスメントや脅迫的な言葉などを検出する組み込みのトレーニング可能な分類子や、組織独自のキーワード辞書を条件として使用できます。
通信コンプライアンスのレビュー担当者が確認できる情報として正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシーに一致したメッセージの内容と、エスカレーション・通知・削除依頼などのアクションを実行できるレビューインターフェース
正解の根拠・詳細解説
通信コンプライアンスのレビュー担当者は、ポリシーに一致したメッセージを専用のレビューインターフェースで確認し、適切と判断した場合はタグ付け、エスカレーション、削除依頼などのアクションを実行できます。
情報バリア(Information Barriers)の主な用途はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 特定のユーザーグループ間でのコミュニケーション(チャット、ファイル共有など)を禁止または制限し、利益相反を防止する
正解の根拠・詳細解説
情報バリアは、例えば投資銀行部門と調査部門のように、利益相反のリスクがある部署間でのTeamsチャットやファイル共有などのコミュニケーションを制限するために使用されます。
情報バリアポリシーを適用するための前提条件はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 対象ユーザーに組織分類(属性)を設定し、Exchange Onlineの属性同期が完了している必要がある
正解の根拠・詳細解説
情報バリアを設定するには、ユーザーの組織情報(部署など)の属性をMicrosoft Entra IDに設定し、Exchange Onlineディレクトリと同期されている必要があります。これに基づいてバリアセグメントが定義されます。
情報バリアポリシーの「セグメント」とは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ユーザー属性(部署など)に基づいてグループ化された、バリアポリシーの適用単位
正解の根拠・詳細解説
セグメントは、ユーザー属性(例:部署=「投資銀行部門」)に基づいて定義されるグループであり、情報バリアポリシーはセグメント間の通信を許可・ブロックするルールとして定義されます。
Microsoft Priva(プライバシー管理)の主な機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 個人データのリスク評価(過剰なアクセス権・データ蓄積の検出)と、データ主体からの権利要求(DSR)への対応支援
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Privaは、個人データの蓄積状況やアクセス権の過多を検出するリスク評価機能と、GDPR等で求められるデータ主体の権利要求(アクセス・削除要求など)への対応を支援する機能を提供します。
Priva の「データ主体への対応要求(Subject Rights Requests)」機能を使用する典型的なシナリオはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 顧客や従業員から「自分に関するデータを開示してほしい」という要求があった際に、関連データを検索・収集・レビューするワークフローを実行する
正解の根拠・詳細解説
GDPRなどのプライバシー規制では、個人がデータ主体として自身に関するデータの開示・削除を要求する権利(DSR)があり、Privaはそのデータの検索・収集・レビューのワークフローを支援します。
Priva の「プライバシーリスク管理」ポリシーで検出できるリスクの例はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 個人データへの過剰なアクセス権限、個人データの大量蓄積、個人データの組織外への転送など
正解の根拠・詳細解説
Privaのリスク管理ポリシーは、個人データに対する過剰なアクセス権限(オーバーシェアリング)、データの大量蓄積、組織外への個人データ転送といったプライバシーリスクを検出します。
Microsoft Purview コンプライアンスマネージャー(Compliance Manager)の主な役割は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 組織のコンプライアンス姿勢をスコア化し、規制要件(ISO、GDPR等)に対する改善アクションを管理する
正解の根拠・詳細解説
コンプライアンスマネージャーは、組織のコンプライアンス姿勢を「コンプライアンススコア」として可視化し、各種規制(GDPR、ISO 27001など)の評価テンプレートに基づいた改善アクションの管理を支援します。
コンプライアンスマネージャーの「改善アクション」には、どのような種類がありますか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoftが管理するアクション(Microsoft 365のサービス側で自動的に評価)と、組織が管理するアクション(組織側で実施・証跡を記録)
正解の根拠・詳細解説
改善アクションには、Microsoft側のサービス設定状況に基づき自動評価される「Microsoft管理アクション」と、組織が手動で実施し証跡(実装の詳細・証拠)を記録する「組織管理アクション」があります。
コンプライアンスマネージャーの評価テンプレート(Assessment Templates)の役割は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 特定の規制・標準(GDPR、NIST、ISO 27001など)に対応した改善アクションのセットを提供し、組織の準拠状況を評価する基準とする
正解の根拠・詳細解説
評価テンプレートは、特定の規制や業界標準に基づいた改善アクションのセットであり、組織はこれを適用して自社の準拠状況を評価し、スコアとして可視化できます。
Microsoft Purview eディスカバリー(eDiscovery)の「コンテンツ検索(Content Search)」の用途はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Exchange、SharePoint、OneDrive、Teamsなど複数の場所を対象にキーワード検索を行い、結果をエクスポートできる
正解の根拠・詳細解説
コンテンツ検索は、Exchange、SharePoint、OneDrive、Teamsなどのデータソースに対してキーワードや条件を指定して検索を実行し、結果のプレビューやエクスポートを行うための機能です。
eディスカバリー(Premium)が標準のeディスカバリーと比較して提供する追加機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. カスタディアン管理、法的ホールド、レビューセット内でのレビュー・分析・機械学習による重複排除やテーマ分析など、より高度な調査・レビュー機能
正解の根拠・詳細解説
eディスカバリー(Premium)は、カスタディアン(関係者)の管理、法的ホールドの適用、レビューセットでの高度なレビュー・分析(重複排除、メールスレッド分析、テーマ分析など)といった、訴訟対応に必要な高度な機能を提供します。
eディスカバリーケースにおける「法的ホールド(Legal Hold)」を適用する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 調査対象となる可能性のあるデータが、ユーザーや管理者によって削除・変更されないように保全する
正解の根拠・詳細解説
法的ホールドは、訴訟や調査の対象となる可能性のあるデータ(メール、ファイルなど)が、通常の削除ポリシーやユーザーの操作によって失われないように保全するための機能です。
監査(Audit)ログ機能(Microsoft Purviewの監査)で記録されるアクティビティの例はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ファイルへのアクセス、共有設定の変更、メールの送信、サインインなど、ユーザーおよび管理者のアクティビティ
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewの監査機能は、SharePointでのファイルアクセス、共有設定の変更、Exchangeでのメール送信、Entra IDへのサインインなど、ユーザーや管理者の操作を記録します。
監査(Premium)が監査(標準)と比較して提供する主な機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. より長期間のログ保持(デフォルトより長い保持期間)、メールアイテムへのアクセスに関する詳細なログ(MailItemsAccessedなど)、高帯域幅のアクセスへのアクセス
正解の根拠・詳細解説
監査(Premium)は、標準よりも長い既定のログ保持期間、メールアイテムへのアクセスを記録する MailItemsAccessed のような重要なイベントタイプ、専用の帯域幅でのログアクセスなどを提供します。
あるユーザーのメールボックスが侵害された疑いがある場合、フォレンジック調査に役立つ監査ログのイベントはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. MailItemsAccessed(メールアイテムへのアクセス)や、サインインログ、転送ルールの作成イベントなど
正解の根拠・詳細解説
メールボックス侵害の調査では、MailItemsAccessed(メールが読み取られた記録)、不審なサインイン、自動転送ルールの作成といった監査ログのイベントが重要な手がかりとなります。
組織がリスクの高いユーザーアクティビティに対して「リアルタイムでアラートを生成し、管理者に通知する」要件を満たすために構成するものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. DLPポリシーやインサイダーリスク管理のアラートポリシーで、検出時に管理者へ通知するアクションを設定する
正解の根拠・詳細解説
DLPポリシーやインサイダーリスク管理のポリシーには、特定の条件に一致した際に管理者へリアルタイムで通知(アラート)するアクションを設定でき、迅速な対応を可能にします。
インサイダーリスク管理で「ポリシー指標(Policy Indicators)」を有効化する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. リスクスコアの算出に使用するシグナル(アクティビティの種類)を選択し、組織のリスクシナリオに合わせて検出範囲を調整するため
正解の根拠・詳細解説
ポリシー指標は、リスクスコアの算出に使用する具体的なアクティビティ(例:ファイルのダウンロード、印刷、メール転送)を選択する設定で、組織のリスクシナリオに応じて検出範囲を調整できます。
インサイダーリスク管理における「シーケンス検出(Sequence detection)」の役割はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 複数のリスクの高いアクティビティが特定の順序やパターンで発生した場合に、より高いリスクとして評価する
正解の根拠・詳細解説
シーケンス検出は、「機密ファイルへのアクセス→ダウンロード→USBへのコピー」のような、リスクの高いアクティビティの組み合わせ・順序パターンを検出し、単一のアクティビティよりも高いリスクとして評価する機能です。
組織が「退職予定者が機密データを社外に持ち出すリスク」を監視したい場合、最も適したソリューションの組み合わせはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. インサイダーリスク管理の「データ窃盗(退職予定者)」ポリシーテンプレートと、HRシステムからの退職情報の連携
正解の根拠・詳細解説
インサイダーリスク管理には退職予定者によるデータ持ち出しを検出するポリシーテンプレートがあり、HRコネクタを通じて退職情報を連携することで、退職前後の期間のアクティビティを重点的に監視できます。
Microsoft Purviewの「アラート」ページで、複数のソリューション(DLP、インサイダーリスク管理、情報保護など)からのアラートを一元的に確認できる機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 統合アラートポータル(Microsoft Purviewのアラートセンター)
正解の根拠・詳細解説
Microsoft Purviewコンプライアンスポータルのアラートセクションでは、DLP、インサイダーリスク管理、情報保護などの複数のソリューションから生成されたアラートを一元的に確認・管理できます。
通信コンプライアンスポリシーの適用範囲を「特定の部署のユーザーのみ」に限定する場合、設定する項目はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. ポリシー作成時の「送信者」「受信者」のグループ・ユーザー指定
正解の根拠・詳細解説
通信コンプライアンスポリシーでは、監視対象とする送信者グループや受信者グループを指定でき、特定の部署やチームに限定したポリシー適用が可能です。
インサイダーリスク管理の「ユーザーへの教育的な通知(Notice template)」を送信する目的は何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. リスクの低いポリシー違反に対して、ユーザーに組織のポリシーを再認識させ、行動の修正を促す
正解の根拠・詳細解説
教育的な通知は、重大な調査に至らない軽微なポリシー違反に対して、ユーザーに組織のポリシーをリマインドし、自発的な行動修正を促すための仕組みです。
組織が「特定のキーワードを含むTeamsメッセージを自動的に削除依頼する」要件を満たすために使用する機能はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 通信コンプライアンスポリシーでキーワード条件を設定し、レビュー担当者が一致したメッセージに対して削除依頼アクションを実行する
正解の根拠・詳細解説
通信コンプライアンスポリシーでキーワード等の条件を設定し、一致したメッセージをレビュー担当者が確認した上で削除依頼(リムーバルリクエスト)を送信するというワークフローで実現します。
Priva のプライバシーリスク管理ポリシーで「個人データの過剰な共有(オーバーシェアリング)」を検出した場合の対応として適切なものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. データオーナーやIT担当者に通知し、アクセス権の見直しを促す
正解の根拠・詳細解説
Privaはオーバーシェアリングを検出すると、データオーナーやIT管理者に通知を送り、アクセス権限の見直しや共有設定の修正を促すワークフローを提供します。
組織が「GDPRのデータ主体アクセス要求(SAR)」に対応する際、Privaの権利要求機能を使うことで得られる利点はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 関連する個人データを複数のMicrosoft 365サービスから自動的に検索・収集し、レビュー・エクスポートの作業を効率化できる
正解の根拠・詳細解説
Privaの権利要求(Subject Rights Requests)機能は、Exchange、SharePoint、OneDriveなど複数のサービスから対象者に関連する個人データを自動的に検索・収集し、レビューやエクスポートのプロセスを効率化します。
監査ログの保持期間を既定の90日から延長したい場合に必要な対応はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. Microsoft 365 E5などの監査(Premium)に対応したライセンスを割り当て、長期保持のポリシーを設定する
正解の根拠・詳細解説
標準の監査ログ保持期間は90日(または180日)ですが、監査(Premium)対応のライセンス(Microsoft 365 E5等)を割り当てることで、より長期間(最大10年など)のログ保持ポリシーを設定できます。
インサイダーリスク管理のアナリストロールとリスクマネージャーロールの違いとして正しいものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. アナリストはケースの調査・トリアージを行い、リスクマネージャーはポリシーの設定や管理者向けの管理操作を行うなど、役割に応じた権限分離がされている
正解の根拠・詳細解説
インサイダーリスク管理ではロールベースアクセス制御により、アナリスト(ケースの調査・トリアージ担当)、リスクマネージャー(ポリシー設定・管理)など、職務に応じた権限分離が可能です。
組織が「特定の役職(経営幹部)のコミュニケーションのみを通信コンプライアンスの監視対象から除外したい」場合の設定はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 通信コンプライアンスポリシーの送信者・受信者の範囲設定で、対象から経営幹部グループを除外する
正解の根拠・詳細解説
通信コンプライアンスポリシーの適用範囲(送信者・受信者)の設定で、特定のグループを対象外として除外することができます。
eディスカバリー(Premium)の「レビューセット」で利用できる分析機能の例はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 重複コンテンツの検出(near-duplicate detection)、メールスレッドの可視化、テーマ分析(themes)など
正解の根拠・詳細解説
eディスカバリー(Premium)のレビューセットは、近似重複コンテンツの検出、メールスレッドの可視化、テーマ(トピック)分析といった、大量のデータを効率的にレビューするための分析機能を提供します。
組織でセキュリティポリシー違反(情報保護ポリシーへの繰り返しの違反)を検出するためのインサイダーリスク管理ポリシーテンプレートはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 「セキュリティポリシー違反」テンプレート(DLPアラートやラベルのダウングレードなどのシグナルを使用)
正解の根拠・詳細解説
「セキュリティポリシー違反」のポリシーテンプレートは、DLPアラートの繰り返しや、機密度ラベルのダウングレードといった情報保護関連のシグナルを基に、ユーザーのリスクを評価します。
Priva のサブスクリプション(Priva Privacy Risk ManagementおよびPriva Subject Rights Request)を利用するために必要な前提はどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. 対象テナントに適切なPrivaライセンスが割り当てられ、Microsoft Purviewコンプライアンスポータルで機能が有効化されていること
正解の根拠・詳細解説
Privaの各機能を利用するには、対応するPrivaライセンス(Priva Privacy Risk Management、Priva Subject Rights Requestなど)をテナントに割り当て、コンプライアンスポータルで有効化する必要があります。
SC-401試験において「リスク・アラート・アクティビティの管理」ドメインで評価される統合的なスキルとして最も適切なものはどれですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. インサイダーリスク管理、通信コンプライアンス、情報バリア、Priva、コンプライアンスマネージャー、eディスカバリー、監査ログを組み合わせ、組織全体のリスク・コンプライアンス体制を設計・運用するスキル
正解の根拠・詳細解説
このドメインでは、インサイダーリスク管理、通信コンプライアンス、情報バリア、Priva、コンプライアンスマネージャー、eディスカバリー、監査といった複数のソリューションを統合的に活用し、組織のリスク管理・コンプライアンス体制を設計・運用するスキルが評価されます。
組織がSC-401の知識を活かして、年間のコンプライアンス運用サイクルを構築する際に最初に行うべきことは何ですか?
解答・解説を見る
正解: A. A. コンプライアンスマネージャーで現状のコンプライアンススコアを評価し、優先度の高い改善アクションを特定した上で、DLP・リテンション・インサイダーリスク等の各ポリシーを設計・展開する
正解の根拠・詳細解説
年間のコンプライアンス運用サイクルは、現状把握から始めるのが原則である。Microsoft Purviewのコンプライアンスマネージャーは、組織が対象とする規制や標準をテンプレートとして取り込み、必要な統制項目に対する現在の達成状況をスコアとして示すとともに、実施すべき改善アクションを影響度付きで一覧化する。ここで自組織のギャップと優先度を確認したうえで、機密情報の分類とラベル付けによる情報保護、機密データの外部への持ち出しを防ぐDLP、法令上の保存義務に対応するリテンション、内部不正の兆候を捉えるインサイダーリスク管理といった各ポリシーを設計し、段階的に展開していく。展開後はアラートやレポートで有効性を測り、その結果を次の期のスコアと改善アクションに反映するという継続的なサイクルになる。ライセンスを最上位プランに統一しても、何をどう守るかを決めなければ統制は機能しない。全データのバックアップやパスワードポリシーの年1回の見直しだけでは、情報保護やデータライフサイクル管理の要件を満たせない点にも注意したい。